第107話

「るかくん、私は君のことが…!」



「すき」



え、また?!2回も遮られたんだけど。この幼馴染は遮ることが好きなの?と言うかこの人今なんて言った?



「え、すき?」



「うん、すき」



え、ちょっと待って、頭が追いつかないんだけど。とりあえず、



「私もすき」



顔が赤くなるけど、伝えなきゃ。そのために来たんだから。



「るかくん、話をしよう」



伝えたくて、伝えられなかった私の想い。たくさんの人の力を借りてここまで辿りついた。だから全部伝える。

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