エピローグ


 部屋に射し込んできた朝日の眩しさに目を覚ますと、ここ最近じゃ見る事のなかった彌の寝顔がそこにある。



 その長い腕でギュッとわたしを抱き締めてるさまは、逃がさないようにとしてるみたい。



 3年目の始まりの朝。



 スヤスヤと眠る彼の寝顔を見つめるわたしは、彼を少し好きかもしれないと思う。





 2年目の聖夜 完

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

2年目の聖夜 ユウ @wildbeast_yuu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る