第二話
鍛えていただくことです」
「全然いいよー」
いや軽。そんな感じて決めちゃていいんですか!?
「そんな感じで決めちゃっていいんですか!?」
「全然いいよー。つまり神様にここで鍛えて欲しいってことだよね」
「それで合っています」
「それじゃー準備し始めるけど転生したくなったらいつでも言ってくれたら転生するからね。でも一度転生するともう戻れないからねー」
「分かりました」
「それじゃーまず君には肉体を与えないとねー。はい、どうぞー」
「ありがって女の人になってる!??」
なぜ女性なのだー
「あっあのこれって一体どういうことですか??」
「これはねー、ここつまり天界の力に体が耐えられないから私が新しくつくちゃった」
てへっと言いそうな顔でいってますがこれって色々魔改造されますよねってかされちゃってますよね??
「はい、これで準備は終了ーっと、それと鍛える前に聞いておくけどその姿の名前は決めた?」
「いえ、決めていませんが優斗でいいのではないでしょうか」
あーでも姿が女性なのに名前が男性になってしまうのか
「いいえ、ダメよ。あなたにはホリテに行ってもらうのホリテ風の名前にしてもらわないといけないわ」
「なるほど、それなら女神様につけてもらうことは可能でしょうか」
「わかったわ、それならあなたの名前はユキよ」
「一応名前の由来を聞いてもいいですか?」
「そうねぇ、まず優斗のゆをとって、そこからあなたの銀髪が雪に見えたからかしらね」
「なるほど」
でもこの女神様は最初から名前を決めていたような気がするんだよなー迷いが全然なかったように見えたしなぁ
「あと、一人称は私もしくは僕にしなさい。そっちの方が今の姿に合ってるからね」
そうだよな一人称俺はこの姿にはなんか違うような気がするな
「はい、分かりました」
「それじゃー早速鍛えましょうか。まず何を鍛える?戦闘面?それとも魔法面、もしくはスキル?」
「うーん、俺は「私!」...私は先に知識について身につけてたいんですが可能ですか?」
圧がすごいのよ圧が。
「全然いいよー。あと私に対してはもっとフランクでいいんだよー」
「はい、分かりました」
「別に敬語も外してくれていいのにー」
むすーとした顔で言ってもこれだけは譲れません
「いえ、教えてもらう立場なのでこれからも敬語はしっかり使わせてもらいます」
あ、やっべー、ここにきた時から敬語使ってると思ってたけど、一人称俺じゃねーか!
まぁ、女神様も気にしてないからいいか
「そう、それなら別にいいけどね。っと話してるうちに準備ができたわ」
と言いながら女神様は扉を横に出現させた
「さぁ早く行きましょう」
あのその扉についての説明が欲しいんですが
「そんなことは中でもできるわ。だからさぁ早く」
ナチュラルに心読むのやめてくれませんか
「そんな顔してたら誰でもわかるわよ」
は、はぁーなるほど
「分かりました」
そして私が扉の中に足を踏み入れようとした時にこんなことをいってきた
「鍛える前に一つ、あなたは適応能力が高いけど流されやすいからしっかり自分の心にブレることのないシンを持っておくとべきよ。それは、ここでもホリテでも役に立つからね」
「はい、わかりました」
この女神様の言葉は強制力があるような気がした。
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天使(やっぱ、私って空気?)
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