第4話
マリ
『あれはエヴァ?、誰が乗っているの』
最初シンジが抱き締めていたのは、間違いなく綾波レイだった
だがいつの間にかシンジは初号機の中に宿る綾波ユイに抱き締められていた
綾波ユイ
『シンジ、お帰りなさい』
周りは何も見えない程に真っ白く包まれた状態
その温もりに気付いたシンジがゆっくりと静かに目を開けた
シンジ
『かぁさん』
マジマジと顔を見詰める(この時点で母親ではないと気付かないので敢えて綾波ユイ)
綾波ユイ
『シンジよく頑張ったわね』
優しく言葉を掛けた
シンジ
『やっぱり、やっぱり綾波が母さんだったんだ』
シンジの心の中で確信に変わりつつあるその時に
綾波ユイ
『キャア』
シンジ
『うわぁ』
物凄い爆音と共に全体が揺れる
マリ
『ゴラァ、ワンコ君を返せぇ』
初号機が居ると思われる渦の中心に、マリが戦闘機でミサイルを撃ち込んでいた
マリ
『ワンコ君も気付けぇ~、そこは君が行く場所じゃ』
だがその時に
カヲル
『邪魔はさせないよ』
マリ
『しまった!!』
あっけなく墜落させられてしまう
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