第2話

「おうよ、こっちも受け取られたら嬉しいもんだぜ。」

天使が少し照れながらぽりぽりと頬をかく。

(こいつ、意外と笑った顔かわいいな…⁈///)

「·····じゃ·····ここで開けていいか?」

そんな気持ちを振り払うように、質問をする。

「もちろんいいぞ·····フンス( ´ ꒳ ` )=3」

何故か鼻息が荒い天使。

包みを丁寧に破ると、中から箱が出てきた。

天使はにこにこしながら見守っている。

(·····そんなに見つめられると·····なんだか照れるんだが·····)

少し気恥かしい気持ちを覚えながらも、箱を開ける。

「·····これは·····!」

中からはいくつかの1口大のチョコレートが入っていた。

「…一口大のチョコ…かぁ…///」

「·····///」

天使は赤くなってそっぽを向いている。

「·····ありがとう·····」

お礼は言う。

もちろん嬉しかったが·····これはなんか違うような合ってるような気もする·····。

まだそっぽを向いている天使に、思いきって声をかけた。

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