【黒猫の相棒】

ココちゃんがたまに喘息のように苦しそうにする事が多々あり、肺は悲しみの感情が溜まる臓器なので、これはもしや何かあるのでは?とヒプノをしてみた所、ココちゃんの中には、私の悲しみバンクがありました。私の悲しみを請け負ってくれていました。


ココちゃんが私の所に来た時、私は人生で1番の悲しみの中にいました。腱鞘炎になりお箸も持てない状態になってしまい「明日から来なくていいよ」と仕えていたネイルの先生に突然切られ、これから先どうやって生きていこう…と思った矢先、母と揉め「出ていけー」と家を追い出され、仕事と家を両方いっぺんに失くし、家なき子になり、毎日死にたいと思いながら生かされている。そんな究極のギリギリの精神状態の時でした。これが人生初の強制終了です。メンタルは崩壊し、常に涙が止まらない状況で、1ヶ月もしないで10キロ程痩せ、後日談によると周りの友人は目を離したら本当に死んでしまうとか思ってたらしいです。

家を借り、初めての1人暮らしを始めたものの1人でいれる状態ではなく、そんな中、野良猫に癒さるのが唯一の救いだったので、猫を飼えば生きれるかもと思い、里親サイトでひと目惚れしたの黒猫。問い合わせした所、もらい手が既に決まっていて、キャンセル待ちもいる。と言われ諦めたら、「1週間後に全員キャンセルになったので、迎えに来てください!」という奇跡で私のもとへやってきました。


当時の私は自分と向き合う事が出来ず、泣きながら蓋をする毎日でした。悲しみの果てに喘息になり、過呼吸になりながら、一生分泣いたぐらい泣き、しつこく連絡してくる母を受け入れるしか出来なかったので、気づいた時には悲しみや絶望など全てを封印し持ち切れない分をココちゃんが負担してくれていました。

こんな小さなカラダで私を守っていくている所の騒ぎではなく、私の守護神のような存在そのものであります。

愛そのものを教えてくれている存在でもあり、唯一無二の相棒。

この子がいたから生きて来れたし、この子を守る為に頑張ろうと思えたり、出雲の引越しも寂しくなかったし、何があっても味方でいてくれる唯一の存在であります。

過去世でも相棒としていつも一緒にいてくれていましたし、宇宙時代の記憶にも相棒としていて隣にいたので、どの時代にも相棒として存在し魂の縁が深い存在そのもの。

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