【狐の嫁入り】

2020年冬至。

「厳島神社に迎えにきて!」と呼び出され、4時間かけて行く事になりました。厳島神社に着いたら、準備万端で現れ、出雲への帰り道にある神社呼ばれ寄ると、すごく綺麗な着物を渡されました。どうやら花嫁衣装だったらしく、出雲に向かう車中で着替えていて、出雲大社へついたのは夜でした。

大縄がある所で降りるとの事で、車で入って行くと、そこにはたくさんの狐さん達が並んでいてその光景は狐の嫁入りそのものでした。すごく大変な事をたくさんさせられるけど、その分、見せてくれる景色もありました。中々経験できない体験をさせてもらい、

これでおつかいが全部終わった。本当にこれで終わった!

めでたしめでたし!と思いながら、冬休みになり、このまま神様と仲良く出雲で生きて行くんだろうと思ってました。


しばらくした2月、母から話があると連絡がありました。怒られる事何かしたかな?と勘ぐりながら話を聞いていると

「娘に謝って終わらせなさい」という夢を見たとの事でした。

「他の子と違っていたアナタを親のエゴで歪めて育ててしまってごめんさい」と。自分と向き合い始めてこんな日が来るなんて1ミリも思ってもいませんでした。自分の非を認めない母が謝る何て思いもしませんでした。大泣きをしながら、これまでの事を和解していきました。

そしてその晩インナーチャイルドが現れ「これで先に進めるね!大人になっていけるね!」と言い分離してた状態から自分の中に馴染んで行きました。


自分と向き合った分だけ現実も変化が起き、周りの人も勝手に変わって行くという体験でした。人を変える事は出来ないけど、自分が変われば相手は勝手に変わる。

この出来事から母との関係は対等になりいい関係を築けるようになっていきました。

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