第2章 感性・感覚を育てる女性性の世界 【神の国へ引越し】
8月になり、出雲の物件を見ていたら、夢で見た家が出てきてしまいました。そして出雲大社から2キロ以内。地図を見ても直線上でもあり、絶対にここなんだっと感じながらも恐さが勝ってしまい、しばらく放置する事にしました。
放置しても引っ越す流れというのは分かっていたので、一旦争うのをやめ、不動産屋さんに問い合わせした所、9月に入らないと内見できないとの事で、9月1日に内見予約をし、母にも神様に呼ばれたので、出雲へ引越しをしようと思ってる事を伝え、チケットの手配をしたにも関わらず、日程が近づいてくればくるほど怖くなってきました。
行かない方法を考えてみたものの、9月1日出雲へ向かいました。
内見の時間まで余裕があったので、まずは出雲大社へご挨拶と車を運転していたら、内見をバックれたい気持ちがムクムク出てきて、出雲に引越しするのが嫌!と思い始めたら、バックボーンが言うんです。「引越ししないと彼に会えないし、仕事もお金もなくなるよ」半分脅しじゃん!と思っていると「出雲以外だったら、三重か鹿児島ならいいよ」と提案され、「三重は土地のエネルギーが合わなくて具合が悪くなるので無しで、鹿児島は行った事ないし遠い。わかりました、出雲で手を打ちます」と渋々了承し、出雲大社へのご挨拶を済ませ、内見に行き、部屋を見た瞬間にここ以外にあるわけないんだよ。と観念し入居の申込をした所、あり得ない速さで審査が通り、その場で支払いをする形になり、どうにも逃げられない状態になり、2週間後の秋分に引越しが決まりました。
そしてホテルに戻り、キャンセルする方法を考えてみたり、やっぱり引越ししたくないと大泣きしながら大騒ぎを一通りして、気がすんだ所で、引越す事にしました。
これが3つ目の扉でした。
3つ目の扉の世界は、自分らしさや人生の目的を見出し切り開いていく世界になっていました。その世界の扉を開ける事にし行動する事にしたのです。
翌日横浜へ戻り、引越しの準備が始まりました。家具等がなかったので、ダンボール10箱の荷物は宅急便で送る準備をし、問題はココちゃんとどうやって出雲へ行くか?それだけが問題でした。飛行機に乗せる勇気は全くないので、電車?夜行バス?車?と考えていたら、横浜駅でサンライズ出雲という寝台列車がある事を知り、調べたら、夜に乗って翌朝に着く!しかも個室!これだ!!!と思い、みどりの窓口へ行き、無事チケットを購入し、あとは出発日までに最後の荷物を片付けていました所、なぜか急にチケットが気になって見てみたら、個室ではない事に気づき、これは絶対にダメなヤツ!!!と焦ったものもすでにみどりの窓口の営業時間外だったので、翌日に急いで駆け込んだ所、「もうその日は満席で、1日前だったら個室1つ空きあります」との事で変更と差額分を払い、今度は宅急便の手配とガス水道電気の日程変更をし、1週間になってバタバタと予定が1日前倒しになりました。
秋分の日に横浜から出発ではなく、秋分の日に出雲に着くように変更になったのです。
秋分に引越してってそっちだったの?!と思いながら、引越し当日になりました。
ちょっと居候する予定だったのが結局丸2年お世話になっていました。
父との向き合いはほぼなかったので、母ミッションで2年経過していました。
父には溺愛され育ち、姪っ子が生まれた時に「娘の時代は終わり!世代交代!」とハッキリ言われていて、父と姪っ子の関係を見て、私もこうやってしてもらっていたんだな。すごく愛されていたな。と見える形で擬似体験をしていたので、父との学びは既に完了に近い形でした。父親として接するというよりは、母の男として接するを徹底し、母の嫉妬がこちらに向かないようにだけ過ごし、家族ミッションが7割程終わった所でやっと引越しが許可された感じでした。
父と母にお世話になったお礼を伝え、きちんとした形で家を出る事が出来ました。考えてみれば家出で実家を飛び出したので、やり直りという感じでしょうか。
逃げている時は、気づかなかったけれど、ひとつひとつ終わらせないと次には進めないようになっているという事でした。
家を出てから13時間程経過して出雲駅に翌朝到着し、レンタカーを借り鍵を受取り、新居へ無事到着し、新しい生活が始まりました
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