【神のお告げ】

2019年秋分。

夢を見ました。天啓の夢の始まりでした。

一休さんが居そうな道場のような場所で、木の長い机に私ともう1人、正座をして座っていました。

そして、何かを説明している人ではない者が立っていました。

そこは神様のおつかいの説明会の夢でした。

そんなはずはない!何かの間違え!と思い慌てて起きました。


その日は、母と映画に行く約束をしていて、普段なら行かない川崎に行く事になり、ラゾーナ川崎のエスカレーターを登っていたら、屋上に小さな神社が見てきて、近づいていくと出雲神社と書いてあり。それを見た母が、出雲が呼んでいるのよ。と何度も連呼し、変な夢の次は神社だったので、そんな言葉聞きたくありませんでした。

そしてその晩もまた同じ夢を見るのです。

今度はお説教付きでした。「なぜやると言わない。神と決めてきた約束なのだから」とコンコンとお説教されながら、これはやると言わない限りこの夢から覚める事はないのだろうと悟り始め、「やります」と言った所で、目が覚め朝を迎えていたのです。

この出来事から、神様のおつかいというミッションが始まりました。そしてこれが私の2つ目の扉でした。


当時は横浜市内に住んでいたので、電車で行ける範囲内の横浜湘南横須子辺りと都内の神社に行きおつかいをしていました。

森戸神社のおつかい帰りにたまたま目に入った逗子にある神社に寄った所、大きなアゲハ蝶が飛んできました。

そして、拝殿で手を合わせた所、目の前に大きな光が現れ、「神々の復活を手伝ってくれるとの事なので全国の神々のもとへ行ってください。必要なものは全て用意しますので頼みますよ」と言って消えていき、空を見たら、神様の顔をした雲がこちらを見て笑っていました。

そして、そこから県外の呼び出しが始まり、長野の戸隠神社と東国三社に呼ばれたけれど、どうやって行こうっと思っていたら、日帰りのバスツアーが丁度用意されていて、日時もピッタリで本当に用意されていると思いながら楽しくおつかいをしていました。

そんなある日、出雲大社の神在祭に呼ばれている事に気づき、1人で出雲へ行く勇気がなかったので、母を誘った所断られ、渋々1人で神在祭に行く手配をしに旅行会社に行った所、飛行機もホテルも残り1席という感じで奇跡的に予約が取れ、一安心と思っていたら「出雲大社に行く前に椿大社に行って欲しい」と人づてに伝えられ、弾丸で名古屋に行き椿大社と熱田神宮のおつかいを済まし、翌週神在祭に向かいました。あまりにもすごい人の念に具合が悪くなりながら、なんとか神迎え祭に参加して、若干のトラウマになりながら、任務完了!と思い、出雲大社を後にしようとした所、「次は3月20日」と言われ、4ヶ月後にまた来るのか。と思いながら、出雲のおつかいも無事終わり、翌週岩手のおつかいに出向き、帰ってきたら次は高千穂におつかいに行きました。高千穂では、ドラゴンボールの修行ですか?という階段を登ったり、山の中に閉じ込められ半べそをかいたり、ポンコツなレンタカーで、日も出てない真っ暗ら時間に片側崖の1車線の狭い山道を通り山の中の簡単には辿りつけない所に行かされたり、試練の連続の中、過去世繋がりのある方々とのやり残しを清算をする形になったり、大変な2日間を過ごし、最終日に高千穂神社を過ぎる際に「古事記は偽文書偽証」と受取り、その意味もよくわからないまま関東に戻り、翌々週、奈良と鞍馬寺、貴船神社のおつかいに行き、冬至になり不思議な事に呼び出しがピタリと止まり冬休みになりました。

冬休みの間は、この数ヶ月間で神々の教えと共に内観しながら、古事記の謎解きをしたり、宿題をする時間なのでした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る