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    コメント失礼します。

    まずは完結おめでとうございます!

    最初読み始めた時は、登場人物に名前があるにも関わらず、終始赤毛や琥珀で表現していたり、地の文においても換喩的な比喩表現が多いため難解に感じました。

    ですが、中盤以降はスイスイと読めてしまい、また繰り返し書かれる主人公たちの換喩表現のおかげで、『琥珀の軌跡』などの手記のタイトルが誰のことを言っているのかは明白であり、結果的にこういう表現の仕方もありなんだなぁ、と勉強になりました(˶'ᵕ'˶ )‪︎


    終盤……特に手記のくだりは非常に私好みでした。最期に文章が途切れるのも、書き手に何があったのか想像しやすく、適度に読者に考える時間を与えてくれています。


    読解力が低いため稚拙な感想になってしまいましたが、最後の手記部分だけを取り上げても、この話を読めて良かったと思います。

    ありがとうございました(*ˊᗜˋ)

    作者からの返信

    お時間割いてくださり、心からお礼申し上げます……!

    あなた様へ、私は有意義なお時間を提供することはできたのでしょうか。

    "読解力が低いため"

    そんなことはありません。ここまで読めたことが、作品を"解体、脱構築、再構築"というこの作品の仕組みを実践できていたという証拠です。それでも分からないことが多いかもしれませんが、いつかわかる日が来ます。持つ知識、変化する身の回りの環境によって、意味するものがきっとわかるようになります。
    まず、序盤の関門を突破できたことに、強い驚きを覚えております。よく、読み進めることができましたね……非常に難儀だったと思います。脳科学や社会学の観点から、あなた様の脳機能、生き方、大変素晴らしいものであることがうかがえます。

    その序盤を突破する素質と環境、知識があれば、おっしゃる通り中盤以降は読書負荷が下がる作りになっております。

    この最終話……私自身は胸が痛い思いをしながら、彼らの生き方を導出しました。世界全て、世の中だけでなく、家族という狭い社会集団の中での衝突も含めて、そのありさま、なぜなのか、という人のあり方を、あなた様へ明示できれば、何か生き方の答えを示すことができていれば、これに勝る慶びはございません。

    そして、蛇足ですが、異世界徴税官の、1話前の話の最後の部分で対比させれば、手記に書かれなかった結末がわかるようになっております。

    改めまして、重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。

    編集済
  • 第5話 イシュの都への応援コメント

    自分の作品で頭を捻らせている手前、難解すぎて中々追えずにすみません。
    理解できるときに深く読みたいものです。
    また気の利いた応援コメント書ける時に少しずつ読ませて頂きます。

    作者からの返信

    お時間割いてくださりありがとうございます。

    読み進ませないための関門を通り抜けたのですね。ここから読みやすくなっていきますので、気を利かせなくとも分かるようになってくるかなと考えております。

    引き続き、あなた様にとって有意義な時間を提供できること、願っております。


  • 編集済

    第 話への応援コメント

    「よしつぎぃ」という一言には、不思議な安堵と寂しさが入り混じり、彼女の行動の裏にある物語の奥深さを暗示しているようで、続きが気になるところですが、アタオカしき様曰く覚悟が必要そうなので、体調を万全にしてから望みたいと思います(^-^;

    作者からの返信

    表面的には、何も深みがないように見えるところ、奥深さを感じていらっしゃる。よく気づきますね……なおさら、読み進める心労に思いを馳せてしまいます……

    わからない方が気分の良いこともある、という具合です……

  • 第5話 イシュの都への応援コメント

    こんにちは。

    「~絶対超重要~」の鼻水飲みX2で生理的にやられ、
    先を読むのを躊躇っていまいましたが、ここまで
    読んで特にグロもなく、普通に読めたので、
    続けて読ませていただきます。

    拙作へのコメントもありがとうございました。
    たいへん参考になりました。

    作者からの返信

    お心遣いありがとうございます。

    拙作は序盤に多くの関門を用意しております。最初の鼻水、次に日本語訳について、そしてその次に、浮いた台詞、読みづらい文の韻律、没入感を削ぐような語彙や表記揺れなど。

    もしまた踵を返したくなった時、それはあなた様の脳がこれ以上は危険だと判断した時です。

    しかし、関門を突破しているのは事実。あなた様のまなざしで、何が起こっているように見えたのか、気がかりであります……ですが無理をなさらないでくださいね……!


  • 編集済

    第10話 防犯への応援コメント

    フィードバックでございます。

    ご提案通り、少し先の話を読んでみました。確かに、序盤の読み辛さはなくなり、すんなりと台詞が入ってきますね。なるほど、ここまで達することができる読者のための作品ですね。

    経験上、難しいと思う小説を読み進めていくと、途端に面白く感じることがあります。そっか、アタオカ様の作品はそういうことを経験させるための実験なのですね。よく分かりました(*´∀`)!

    話数をすっ飛ばしましたので、また第3話に戻ってから読み進めます。新たな境地に目覚めたような気がします!

    作者からの返信

    お心遣いありがとうございます……

    台詞の前に動きがあるか、台詞の後ろに動きがあるか、もしくは大きな声を出す場面が多いかで、違って見えるのが脳の情報処理的な特性です。
    あなた様のまなざしから見ても、関門としての機能が実際に今まで働いていたならば、と胸を撫でおろしています。

    編集済
  • 第2話 返納祭始まりへの応援コメント

    批評会のフィードバックです。

    地の文や説明文は好みの文体なのですが、ことセリフとなると、それまでの文章と異なり、軽く感じてしまいます。それがキャラクターの特徴だと言われればそれまでですが、地の文とセリフ回しの冗長さが対比され、この作品のジャンルからしたら違和感を覚えてしまいます。

    また、この回の台詞は、「ああああくそもう3本しかねえぞ!2本どこいったそっか最初と今のか!」から始まりますが、それが何を意味しているのか所見では分からず、読者としては混乱を招きます。その後、「そのひとつに手の甲へ同じく刻まれた3本の黒い長方形の模様あり」とあるので、それが彼らの生命に関わるナニカだと分かりますが、説明がない中で台詞から始まると、我々読者は「――?」となってしまいます。「――?」が様々に考察できるものであれば良いですが、結局作者が何を言わんとしているのか分からなければ、読み進めるのは難しいかと。

    この物語が透明な第三者目線で語られているのは分かりますが、その透明な第三者目線=読者でないのも分かります。それを実験的に取り入れているこの物語は好印象なのですが、一話を何度読んでも分からない箇所が多いと、適当な箇所を褒めるしかなくなります。それでは批評にならないので、私はしませんが。

    アタオカ様の返信などを読みますと、この作品は読者を選んでいるようですが、100人中100人が面白いと感想を述べるよりも、100人中1人が面白いと感想を述べるだけで満足なのでしょうか?たった1人、この作品の価値が分かる読者と出会えたら、この実験は成功でしょうか?

    色々偉そうなことを言いましたが、だからといって貴方様がこの感想を否定することはないと思っております。また貴方様のお考えを教えていただけましたら、今後の批評の参考にさせてくださいませ!

    作者からの返信

    引き続きお時間割いてくださりありがとうございます

    "地の文とセリフ回しの冗長さが対比され、この作品のジャンルからしたら違和感を覚えてしまいます"

    これについて。実際、自分で読み返していて"浮いてるな……"と常に感じておりまして。他作品を読み通し、"でも読まれてる作品もこんなもんだな……違いは何か"と考え、このギャップの原因に"台詞の情報がない"もしくは"少ない"ことに原因があるのではないか、という仮説を立てております。

    "ゆっくりとした、かすれる声を出す男は歯を剥いて顔をしかめる。

    「ああああくそもう3本しかねえぞ!2本どこいったそっか最初と今のか!」"

    いかがでしょう。ギャップは埋められていますか。

    "説明がない中で台詞から始まると、我々読者は「――?」となってしまいます"

    おっしゃる通りです……この"推測から答えを得る"という行為が常に問われる作りになっておりますので、そこが負荷になる読者は、異世界徴税官を読み進めるよう道を整えると嫌な気持ちになってしまいますので、本当に限られた読者層へと向けています。大病と向き合っている方、弱いものいじめが嫌いな方、心の病と向き合っている方、共感的な没入感を求める方、言葉を直線的に捉える文化圏の方など(言葉通りの意味で捉える認知方法)。私自身、ストレスを感じるものがありまして。それは作り手の独り言的な作品です。詳しく言うと、受け手との相互作用がない作品です。上記の方々へ、条件は異なっても結果起こる同じ嫌な気持ちをさせないよう、道標を立てています。

    "結局作者が何を言わんとしているのか分からなければ、読み進めるのは難しいかと"

    真正面からこの作品に向き合ってくださっているようで、嬉しくも心苦しく思います。容易なことではありません。作者の意図がわかる、人物の意図がわかる、なぜそうなっているのかわかる、と言った、この関門を突破する人が読み進める設計になっております。とはいえ、さじ加減は自分の基準ではなく、人の基準でなければ成り立たないと考えており、創作において危険なことはひとりで向き合うことだと確信しております。あなた様のまなざしによって、実態の把握が確実になるので非常にありがたいです。遠慮なく、このような指摘を引き続きしてくださると私は飛び跳ねて喜びます……苦笑

    "それでは批評にならないので、私はしませんが"

    あたたかいお言葉、胸がじんと来ます。表面上肯定する、腫れ物を扱うようなコメントに、"具体性がなければ手をつけられない……"とやきもきしておりました。お気持ちに応えるため、私もあなた様のお役に立ちたいです。

    "100人中100人が面白いと感想を述べるよりも、100人中1人が面白いと感想を述べるだけで満足なのでしょうか?たった1人、この作品の価値が分かる読者と出会えたら、この実験は成功でしょうか?"

    "楽しい"ことを面白い、と呼ぶのがエンタメだという社会通念的規範があるように思い、拙作も当然その面白さを追求している面はあります。しかし今作に限っては、多くのテーマと目的を第一としてその奴隷になってしまっていますが、とはいえ、"楽しい"以外から面白さを見出すことがあるように……ここまで書いて、単なるfunnyとinterestingの違いか?と、考え事の着地点をつけました。乱文失礼……汗

    否定をしない姿勢というのも、物語が意味するものでもあります。見る視点に依存して、物事の判断は変わるものです。

    もしも、拙作をしばらく読み進める予定がありましたら先の話数まで大きく読み飛ばしてみることを提案してみます。序盤の読みづらさを維持する必要がなくなっていますので、何か印象の変化がありましたら教えてくださいませんか?私視点では、読みやすい変化が起こっているつもりです汗笑

    編集済
  • こんにちは。
    あまり深いことは書けそうもありませんが、このページを読んで
    主様の意図したとおり「気持ち悪い! 生理的に無理!」でした。

    ですが、文章なら「泣かせる」「笑わせる」よりは
    「気持ち悪がらせる」「怖がらせる」ほうが難しいかもしれませんね。
    (これが映画やゲームなどの映像や画像だと逆かもしれませんが)

    いや、背筋が2度ぞっとしました。

    作者からの返信

    お気遣いありがとうございます。
    物事とは深さというより、角度の違いだと考えております。上から見れば深く狭く見え、横から見れば浅く広く見えます。目的に応じていれば、広く狭くとも、深く広くとも、どちらでも問題ないのです。

    生理的な不快感を先鋭的に感じ取ったのですね!
    もっともそれが大多数なので……しかし寂しく感じてしまいます。

    喜怒哀楽の受容媒体に関して、それは興味深く感じます。実際どの程度効果の違いがあるのでしょうね……!

    そのぞっとする気持ちが、いつかどちらの視点も理解できるものになっていたらなと、東洋哲学的観点から願うばかりです

    編集済

  • 編集済

    第1話 返納祭開幕への応援コメント

    ここまで(説明文・プロローグを含めて)拝読しました。

    すべての要素に意味を持たせるという、非常に高い志を持って本作を書かれているとのことで、まずはその点に敬意を表したいと思います。
    ただ実際に本文を拝読した印象としては、その志の高さを受け止めるには、より洗練された堅牢な文章が必要なのでは、と感じました。
    より具体的に表現しますと、推敲の余地があるように感じられた箇所が文中に多数あり、「意図的に違和感を出している」のか「意図せず違和感が出てしまっている」のかが、読み手である私の側からは非常に区別しづらい印象を受けました。


    個人的な見解ですが、「深い水底を見通すためには、表面の水が澄み通っている必要がある」と考えています。
    現状の本作に関しては、底を見通す前の段階で夾雑物が多く、深淵に触れる前に視線が散らされてしまった印象です。


    とはいえ個人的に好きな箇所もあり、「登場人物の発言と、行動や現象とが一致していない箇所」に面白さを感じました。
    言葉と真情とが異なる、ズレの妙味は好きです。
    具体的にはこのあたりです。

    > 「空は青々と澄み渡り―――――」
    > 空は曇り始める。

    ズレ方としてはわかりやすいと思いますが、一文に籠った皮肉の匂いがいいですね。
    あと前話になりますが、丁寧に挨拶をした後に襲ってくる村人も。


    フィードバックとしては以上です。
    かなりネガティブになってしまい申し訳ないですが、何かの役に立ちましたら幸いです。


    【追記】
    依頼内容承知いたしました。少々お時間くださいませ。
    平日はばたばたしているので、早くとも週末になると思います。

    作者からの返信

    しっかりメモを残しております。
    お気遣い、心から感謝申し上げます。
    難儀をさせてしまいましたね。

    "個人的な見解ですが、「深い水底を見通すためには、表面の水が澄み通っている必要がある」と考えています。
    現状の本作に関しては、底を見通す前の段階で夾雑物が多く、深淵に触れる前に視線が散らされてしまった印象です"

    素晴らしいです。この時点でそこまでの答えに至ることができている。重ねて、素晴らしいです。拙作は、あらゆる境遇の人が偶然読み進めることがないように(身内の不幸、弱いものいじめへのストレス、爽快感のあるエンタメを求める、大病を抱えているなど)序盤は語り部の癖を引き出しております。(幼い語り部は、読みづらさがあるものの全てひらがなで書かれるように)

    "文法的な違和感"
    語用論、生成文法はご存知でしょうか。この言語で可能な言い方は、他言語では成り立たない、言語によって思考が左右されることもある(蝶と蛾の区別をしない言語、3以上の数詞がない)ということを出発点に、では何に違和感を覚えるのか、ストレスを感じるのか、ということに、異世界徴税官は挑んでいます。このストレスを並列化し、人の心を、自分ではなく他人目線で理解するには、どれほど疲労のストレス耐性が必要なのか、ということに着地します。目滑りが起こる、読み飛ばす、ということも設計に入れております。その人にとって重要ではない、ということです。

    東洋哲学と西洋哲学を対比させると、統治する側の考えと、統治される側の考え、と変換できることがあります。拙作の根底の多くは東洋哲学的であり、拙作が描く"深い水底"を皆覗けたなら、社会が成り立たない、と導きました。詳細は省きましたが、違和感に直面した時、何故と問うことで答えを見つけ、読み進められる人物という、非常に限定された作りになっております。とはいえ、そのさじ加減は自分の基準ではなく、他人の感覚による基準でしか成立できないので、そのような意味でも非常に嬉しく思っております。


    "「定規で線を引いたかのように」の時点で、整然としているとは十分伝わるので「整然と」が冗長に感じます"

    ばっちりです。その感覚に、なぜ伝わるのか、と問うてみてください。ここでは大したことはないのですが、なぜ、の対象が変わると威力を発揮するものです。

    "現代日本を想起させる表現"
    "(|積乱雲《現地での呼称》"

    ここはいまだに悩ましいところです。読者は昔の出来事としてこの手記を読んでいるのですが、メタ的に一歩下がって、実際の読者へ、このことを伝える情報が、""日本語訳について""の1番下の部分でたったひとつという点です。没入的な読書体験は次作で挑戦するつもりですが、今作は現代に意識を置かせようと試みています。雲については、ここは作者の意図と物語の人物とで絡まってしまっています。雲、という事物は物語の人物総員にとって重要な物なのですが積乱雲に相当する語彙は生まれませんでした。積乱雲が発生する地理ではなかったゆえ……"日本語訳について"の注意書きだけで読者が着地点を見出せるか……?と、考え、なら濁りを強くしたい序盤に持っていく、ことで落ち着きました。

    "どんな形態なのかシンプルに疑問を覚えました"

    ここはふたつの悩みがあります。他の箇所にも出ていますが、この手記の書き手の考え方、文化、翻訳者の考え方を採用していること、そしてそれをコントロールする私自身が、一般的な読解処理と乖離があること、です。前述した通り、読みづらさのために大きな作者の介入がありました。

    "引用箇所で特に顕著ですが、アラビア数字と漢数字が混在しているように見受けられます"

    ここに関して、目的に照らし合わせても"さすがに拙い……"と悩みましたが、濁った表面をより濁った方向へと、また、書き手の存在、ロランバルトの『作者の死』という観点から、そして、ここに脳機能の活性化が顕著にみられる人物とは、西洋哲学的かつ統治者としての観点つまり拙作の相性から、下手に思われても仕方ない、そう思われてこそ、と覚悟を決めたところです。他作品を先月だけで八百万文字読んでおりますので、違和感の排除が高い評価に繋がりやすい、ということは心得ております。私は評価ではなく、目的のために描いておりますゆえ、耐え忍ぶ思いであります。

    "あと前話になりますが、丁寧に挨拶をした後に襲ってくる村人も"

    鋭いですね。結末の描き方は両断されたような具合ですが、この最初の話と最後の話を対比させることで、描かれていないことを導けるようになっています。

    と……長々とお目汚しをしてしまいました。
    やはり、このように対話的だと課題点や整理すべきところ、維持すべきことに指向性を持たせられるので、有意義な時間を持つことができます。重ねて心よりお礼申し上げます。













    ここまで序盤の状態を把握していらっしゃるのなら、甘えた言葉が出てきてしまいます。
    もし煩わせることがなければ。

    9話 抵抗:傾倒
    14話 生き方
    第 話 心の中の夜
    20話 恥
    33話 引き抜かれた舌
    3000年後

    上記の総評を、"3000年後"という箇所のコメント欄でいただけませんか
    厚かましいお願いですが、この作品を届けるべき人にどう伝わるのか、自分の尺度でしか測れておりません。あなた様の感じること、思うままで問題ございません。拙作は、人そのものに挑んでおります。その思うままの状態と、なぜなのかと、対象と自己に問い続けることで違いがあるのか、ないのかも、教えてくださいませんか。

    編集済

  • 編集済

    第2話 返納祭始まりへの応援コメント

    直した方が良いと思った点:

    【赤毛の男、琥珀の少女】
    男が赤毛ということも、少女の瞳が琥珀(髪色なのかもしれないが琥珀という表現は髪色では使わないので)ということも、最初の描写で分かりました。

    ただそれをずっと描写し続けており、本文の情報量(比喩・修飾語など)も多いので、名前を与えて人物を識別させた方がよいかも。

    【追記】
    正直、難儀といえば難儀ですが、筆力はあるし、これ情報量の調整で何とかなると思いますよ。

    わたしも昔同じような書き方をしていましたが、句点で地の文と台詞を繋ぎ、不要な描写を削って物語を叩き込むように変更。
    現在批評頂いている作品は、数年前に書いてほぼそのままですが、リメイクした『アイズオブドラグーン』は二次でやばいのに当たったけど、それで集英社の一次に通りました。

    ある程度情報量を減らして読者の様子を見ながら、いっそのこと前書きを無くしてもいいと思いますよ。

    作者からの返信

    またまたお気遣いありがとうございます
    読むのが難儀ですよね……異世界徴税官は、読み進めるべきではない人のために、ウェブ小説の特性を活かして序盤が大変読みづらくなっています。ここで去るべき人と進むべき人の選別がされています。それでも、物語は上層、中層、下層、底、の4つの層があります。実際、中盤まで読んだ人は読みやすくなっていると仰ってくださっているように、書き方は変えていないにも関わらず慣れてくる、そこの脳機能に着目し、テーマとしているのが拙作であります。

    編集済
  • 第1話 返納祭開幕への応援コメント

    批評会でフィードバックに参りました。

    まず、私は本来、純文学を書いてきた者でありまして、カクヨムに投稿している「風見鶏――」などにつきましては、完全にWEB小説の読者向けに書かれたコメディ作品であります。ですが本来は、純文学に重きを置き、最も影響を受けた作品は、カミュの「異邦人」であることから、硬派な文章や哲学的な考えが散りばめられた作品の方が好きです。

    よって、私は貴方様の文体や、文学的実験を試した作品は好意的に感じております。コメディ畑よりも純文学畑の方が広いイチ物書きとしての感想として受け取っていただければ。

    物語の前提として、徴税官と呼ばれる人々が、一つの土地に定着しない人々から力を徴収するというものでしょう。設定はすごく好み。

    この一話から読み取れたのは、三人の登場人物と、彼らを襲った謎のナニカ。

    「力少なき者は命を損なわない程度に、力多き者も命を損なわない程度に」→これがこの世界の理なのでしょう。生かさず、殺さずの理念の下、徴収した力を王に献上する。こういう理も好きです。

    私は読心術の心得はありませんし、その心得がある読者がいても、なかなか作者の意図を100%理解できるかと聞かれれば、それは難しいでしょう。恐らく貴方様もそれを理解しているからこそ、この作品を読み進めることができる、心の強い人向けだと書かれているのだと思います。

    この作品がどうなっていくのかはまだ分かりません。ですが、この世界の理や哲学的要素、宗教観念、生と死、流浪の意味、力と王の関係、こういったテーマが散りばめられている気がしてなりません。

    カクヨムの読者は、暇つぶしとして作品を読むことが多いと感じます。文章のみで世界を構築する小説において、読ませる文章こそが、WEB作家として求められる力量でしょう。その文章が面白ければ、純文学でも硬派文学でも人気が出るものと思います。私はそこを目標としております。だからこそ、貴方様の文学的実験は称賛いたします。

    他の方々の感想に対する返事から、貴方様の心もお強いのでしょう。同じカクヨムで作品を書くもの同士、貴方様のような作家と出会えて幸運です。


    作者からの返信




    お気遣いさせてしまいましたが、心より嬉しく思います。ありがとうございます

    前提として、拙作はコメント欄を含めて作品の一部としており、分からない読者が、分かる読者の"まねぶ"ことを実践する、学ぶの語源通り、再現することを設計に取り込んでおります。そして、サブ要素としてエンタメ的な演出はしておりますが、あくまでサブ要素。異世界徴税官の読者層は、あなた様のような文学に嗜みのある方へ向けて描いております。全ての拙作の、数あるテーマのうちのひとつですが、群として個、のように働き蟻的役割分担を考えております。分かりやすさに挑む人がいるなら、私は、分かりやすさでは見出すことのできない事象に挑む担当だと定義しております。私が伝えようとしている事象のあり方を、あなた様のような分かりやすさの実践者へ伝えて、影響を及ぼすことを意図しています。

    次に重要なのが、異世界徴税官においては、読むべきではない人が自然と読み進めず去れるように、ウェブ小説の特性を活かして読みづらかったり、逆に読み進める目的がある人へピンポイントに引っかかるような設計をしております

    "一つの土地に定着しない人々"
    "生かさず、殺さずの理念の下"
    "心の強い人向けだと書かれているのだと思います"
    さすが鋭いです。抽象化してあらゆることに並列させてみてください。ひとつの文が、三つ、四つの意味を持っていることがあり、形を変えて同じことを問うてきたり、形を変えずに別のことを問うてきます。
    流浪の民のあり方は、狩猟採集生活について知っていると、国家との距離感と、そして強さを信奉しているにも関わらず、農耕生活のような目立った従属関係がないことに納得できるでしょう

    同じく、心強く感じております。企画の本懐を成し遂げることができただけでなく、物語でも示唆されますが、隣り合う道を歩んでいるのは、非常に心強いです

    編集済

  • 編集済

    とりあえず簡単にコメントを。

    この作品って“純文学”じゃね? と感じました。
    芸術性に重きを置いているし、カクヨム向けではないのかなと。

    なので「純文学の賞」に出すのも良いと思うのですが、そっち方面には挑戦なさらないのですか?

    【追記】
    評価的には他の方と大体同じなのですが、意図的に「?」を読者の頭の上に浮かばせようとしているのかな? とは思いました。

    ただ、エンタメとして読もうとしていた読者は混乱するし、最後まで読ませるのは難しくないか? だったら芸術性を評価してくれる純文学作品として賞に出した方がよくないか? と思いましたのでコメントしました。

    作者からの返信

    お気遣いありがとうございます

    おそらく、確かに、社会的に言えば純文学と呼べるものなのだろうと思っています。あなた様の感じていらっしゃる、難儀な芸術性はいくつかある複数の目的を遂げるため、異世界徴税官ではその選択を採っております

    賞については、その賞が何を評価しているのか研究できていないため、一旦賞を取るための技能は脇に置き、まずはこの物語を届けるべき人へ、今すぐに採れる選択肢としてこのような活動を行っております

  • 第1話 返納祭開幕への応援コメント

    良い意味で難しい!
    だがそれがいい!となる話でした。
    ひとつの動作に何個かの具体的な例え等面白いです。これから少しずつですが読ませていただきます!

    作者からの返信

    お時間割いてくださりありがとうございます……!
    動作に関しまして、副詞や形容詞を排除するとああなるのです。海外文学作品において、優れているとされているのはそのような語彙選択がなされております。今回は外国語を翻訳したものであることを強調する意図のひとつとして、この形になりました

    鋭いコメント、非常に嬉しく思います

  • 第21話 猜疑:擬態への応援コメント

    まるで蜃気楼のように揺れる人物たちの駆け引きが、視界に焼きつきました。

    作者からの返信

    大変失礼いたしました……!

    常々コメントをチェックしているのですが、このようなことをしてしまうとは……申し訳ありません

    やがて、もしかするとあなた様が心が痛むシーンが訪れるかもしれません。感じている違和感を無視せず、引き返すべきだと直感した時は、無理なさらず遠慮なくお心に従ってくださいね……!


  • 編集済

    第14話 生き方への応援コメント

    冷たい雨のように、命の儚さが肌に沁みる一方で、強さとは何か、命を支える覚悟とは何か、その問いが心を揺さぶります。

    作者からの返信

    短いお話ながら、ここでも拾い上げてくださり、ありがとうございます。

    誰もが、受け入れるかは別として、少しでも心の中に浮かばせてくれるのなら、嬉しい限りです……

  • 第 話 屋根の日陰への応援コメント

    タイトルの「第 話 屋根の日陰」から、番号が意図的に抜かれていることで、読む者の想像力を刺激する仕掛けが面白いです。「屋根の日陰」という表現には、光と影の対比や守られた空間、さらには隠された真実や緊張感を漂わせる特別な意味が込められているようにも感じられますね…

    作者からの返信

    いつもありがとうございます
    あなた様のおかげで、次への執筆に積極的に挑むことができます

    毎回鋭いですね……!屋根も日陰も、話数も、しっかりお話に結び付けられていて……!

  • システムによる抑圧的な義務と、不正義に直面したときに生じる人間の感情との葛藤を見事に描き出していると思います。このエピソードでは、流浪の民と地元住民の間にある緊張感が、両者が実際にはシステムの被害者であり、それによって対立を強いられ、本当の苦しみの原因から目を背けられていることを鮮やかに反映しています。この描写は、非常に力強く、深い洞察をもたらす批評となっています。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます!

    このシーンの意図を、まさかそこまでわかってくださるなんて……!

    ここから読者へのお話です。

    そうです。これは分断統治divide et imperaです!だから、流浪の民は徴税官なんです。

    編集済
  • 第37話 一輪のひまわり : 1への応援コメント

    太陽・月・ひまわりの三者で何重もの対比や類比を重ねているのが心地いいです。

    作者からの返信

    恐れ入ります……さすがですね
    あなた様に伝えられても、この対比の重要さがどれくらい他の読者に伝えることができているのか、不安が残るところです……笑

    完結まで書き切ったので、最終調整をした後、貴作へゆるりとお邪魔させてください

    編集済
  • 第3話 返納祭始まり:2への応援コメント

    話の内容を理解するのが遅い人間なので、入ってきた瞬間驚く体験をしますきっと。
    すごい作品に出会えた!!とは思っているので理解したらめちゃくちゃコメント残すかもしれません。
    今後もよろしくお願いします。

    作者からの返信

    そうおっしゃってくださり、安堵するばかりです。あなた様のような方へ向けて描いておりますので、より力がみなぎってきます。

    コメントはぜひ、遠慮なく、ながーく長くしてください。
    この作品は、あなた様のような、気づきを得られる、他者視点を持つことができる方のコメントで、読者が新しい視点を得られるようにしたいと考えております。

    こちらこそ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

  • 第11話 防犯対策への応援コメント

    こんにちは、恵一津王です。
    今回はすべての文段が一つの文章で出来ているんですね。アタオカしき様の小説を読んでいるとたくさんの文学的実験が行っていることを感じます。その実験の参観人となった気分で面白いです。
    次の編では何が出ようか期待させていただきます。ありがとうございました。

    作者からの返信

    "’子供っぽい’という言葉を私は’異性に慣れてない’とか’まだ異性に未熟なところがある’という意味で使ったんですが"

    ご返信から引用。ああなるほど。日本語、おそらく創作や文章においては、子供っぽさという言葉で、異性が惹かれない未熟さ"も"表すには、あともう少し言葉を付け足すと良いかもしれません。"母胎からずっと独り"という悪口が韓国語にはあるらしいですね?笑
    こういうのは、やはり母語話者に頼れる人がいると気が楽で良いですよね


    文段について
    本という紙媒体では、文章の作法上、空白にあまり意味が生まれないのですが、ウェブ上ではその作法が重視されない、もしくは知られていないがために、見過ごされることがあります。食事作法や仕草の意味が国や地域で異なるように、意図的にやってはいます。

    ああやって空白をつけないと、日本の読者は疲れるということにも一因があります

  • 第36話 埃まみれの埃掃除への応援コメント

    Xの方から伺わせていただきました!

    取り急ぎ、ここまで物語を追わせていただいたのですが、意図して書かれた実験作だったのではないかなと思います!
    つまり、かなりクセが強いと感じました!

    読みやすい物語を書く場合どういう場所でどういう目的を持って誰が何をしているか、という点をなんらかの形で読者に刷り込んでゆくのが基礎的な定石かと思いますが、この作品は「どういう目的で」と、「どういう場所で」の説明をとことん省くか情報を抑え、誰が何をした、のみで物語を成立させようという試みを感じられました!

    残念ながら、そういう演出をとった意図は私には分かりかねますが、今後どのような物語を書くにせよ、頑張ってください!

    読ませていただきありがとうございました!

    作者からの返信

    有意義なお時間提供することができず申し訳ありません……

    実験的と感じるのはわかります。伝えたいことを逆算した結果、そうなったようです

    全ての拙作は、昔話や逸話のように教訓的であります。人として生きる全ての問題や解決法があります。情報も、ふるいのように、わかる人には圧縮的な情報として、わからない人にはすり抜けてもらえるような作りになっております

    物語で起きることは解釈の余地もないただひとつの出来事ですが、受け取り方はさまざまです。わからなくたって良いのです。あなた様も含め、感じること全てが設計された、意図されたものです

    重ね重ねお礼申し上げます!

  • 第2話 返納祭始まりへの応援コメント

    返納祭は4回まで死ねるってことでしょうか?
    命懸けのお祭りなんですね!

    作者からの返信

    お気遣いさせてしまい申し訳ないです……ですがありがとうございます!

    棒線の数だけ、致命は避けられます。
    どこまでが致命でそうでないかは掘り下げられませんが、そうです!

    収穫祭と近い時期に行われるものです
    彼らの言葉のニュアンスに合わせれば、日本語の祭に相当するかと!


    公の強盗ですからね、命懸けです!

  • 第5話 イシュの都への応援コメント

    一応5話まで楽しく読ませていただきました。 ここまで多くの方の感想やレビューも参考にしながらゆっくり散歩する気分で来ました。 かなり読みやすく改善されたのか、思ったより読みやすくなった気分でした。

    1話からここまでほぼワンシーンというのは、書く側も読む側もかなりの体力を要することだと思います。 特に作家はそんな中、話の急流に流されてしまうことも多いのですが、バランスをうまく取っているようです。 ご苦労さまでした.

    Web小説というか、新聞小説も同じですが連載物というのはまとめて読まないとしばしば前の内容や人物について忘れてしまうこともあるので、長い呼吸の作品は敬遠されがちですが、この作品のようにそれを超える魅力があれば十分に克服できると思います。

    細かい部分については他の多くの方が指摘してくださり、日本語の用法については私が指摘できる問題ではないので、一応長い流れについてお話ししてみました。

    これからもどんな話が展開されるのか楽しみに読んでいきたいと思います。

    良い文を書いてくださってありがとうございます。

    作者からの返信

    "かなり読みやすく改善されたのか、思ったより読みやすくなった気分でした"

    ありがとうございます!読みづらいと感じていた方は、あのガイドラインを作られる前の状態だったので、余計にそうであったのかなと!

    "1話からここまでほぼ〜バランスをうまく取っているようです"

    ご慧眼です!このバランスに、なかなか苦労をしております……苦笑

    "それを超える魅力があれば十分に克服できると思います"

    そうおっしゃってくださるなんて……!心の支えになります……目が潤んでしまいます

  • 第6話 草刈りと摘み取りへの応援コメント

    物語が義手の男の効率性と正確さを伝えるところが好きです。彼が力、戦略、そして技術を一つの動きで組み合わせる能力を見事に描いています。

    作者からの返信

    わかりづらい描写多かったと思いますが、嬉しいところに着目してくれますね!その通りです!

    編集済
  • 第1話 返納祭開幕への応援コメント

    やっと一話読みました。
    凄いスピード感で進みますが、映像が浮かんできますね。
    ただ何話か読み進めていくうちに何度か読み返したりしてしまいそう。
    でも複雑なものを組み立てて読むのは好きですよ。

    作者からの返信

    お時間割いてくださりありがとうございます!!

    最近なかなか読書の時間を取ることができず悔しい思いをしているところです……

    読み返さなくてもいいような作りを目指しているのですが……次はうまくやりたいです!

    ただ、物語の終わりの終わりまで読んだ後の2周目であれば、違って意味に聞こえるものや、気にも留めなかった描写、単語が嫌に目につくようになるようにしています!

    ただ拙作の問題は、読者像をえげつない存在にしてしまったことです……人の心を読めたり、構造や仕組みを考えることなく感じるように気づく……とか汗

    でも気づかないわからないも明確な設計のひとつです!


  • 編集済

    第7話 痴れ者と知恵者への応援コメント

    「痴れ者と知恵者」、まるで“BANANA FISH”のニューヨークの路地裏を彷徨うアッシュと英二が、流浪の民の世界に迷い込んだかのような緊張感!術陣の罠を巧みにかわしつつも、どこか不器用で人間らしい彼らのやり取りがたまりません。義手の男の静かな力強さも、ショーターのような安心感がありますね。次の塀越えが楽しみです!

    作者からの返信

    いつもお時間割いてくださりありがとうございます!

    そうおっしゃってくださると非常に嬉しいです!なぜなら次書くときに前より良いものが書けるからです!

    彼らの生き方を最善に描けているのでしょうか

    さて、次の塀超えは反対側ですよ!

  • 第3話 返納祭始まり:2への応援コメント

    企画参加ありがとうございます!

    特殊なルビが面白いですね~
    力でまりょく、同僚でるろうのたみとは…

    キモって言葉も通じてないのも新鮮ですね~

    作者からの返信

    読みづらさが目立つにも関わらずありがとうございます……!

    日本語が本当に邪魔になってるんですよね……

    この些細なことにも関わらず、のちの展開のための前振りを拾ってくださり嬉しいです!

  • すごい……。
    納得して拙作に興味持ってい頂いたことに納得です。
    じっくり読みたいと思える作者に出会えた気分です。
    ただ伏せる手法は得意なのですが、その逆は苦手とコメント貰いましたが、私からすれば伏せるとは何か?という哲学的なことを考えてしまいました。
    私は伏せているつもりです……たぶん伏せるという対象や解釈が違うのでしょう。
    創作物というのは奥が深いですよね。

    作者からの返信

    またまたお時間割いてくださり、心から感謝申し上げます!

    共感の嵐で膝を叩きたくなるような読書体験をしてくださったようで、胸の内がめらめら燃えるようです!

    伏せる、という私の言葉は主観的!物語に通じることですが、観測点によって全く異なるものですからね!

    すさまじい他者理解です……
    有意義な体験を提供できているのなら、これに勝る喜びはありません!

  • アタオカしき様

    先日はDiscord上でDMしていただきありがとうございました。
    そしてコメントありがとうございます。

    時間ができましたので読ませていただきました。
    Discordで述べた通り、字下げしていないという時点で実験的かなと思います。たまにセオリーを壊す作品があってもいいかと思います。

    ただ、他の人も述べてる通り、誰視点なのか分かりにくいです。これも狙い通りならなんともですが。。

    作者からの返信

    お時間割いてくだり重ね重ねありがとうございます!


    ここで言うのも変ですが、谷崎潤一郎という作家さんは出版物に対して、字下げをしない試みをしていたようです!しかし本人が執筆するときは字下げしていたらしいですが、詳しいことは知りません……

    誰視点がわかりづらい、とのことで、ガイドラインを作りました!
    しかし!
    またややこしいものになってしまいました!
    てへ

    編集済
  • 第4話 返納祭始まり : 3への応援コメント

    この壮絶な流浪の民の戦場において、琥珀の少女が放つ「はいへたくそ人生やり直せ!」という一言が、なぜか心に刺さります。物理的にも精神的にも飛び回るこの少女は、塀の上の流浪の哲学者のよう。義手の男と赤毛の男の間で繰り広げられる無言の男気バトル、そして少女の秘めた“呟き“が、不思議な余韻を残します。

    さて、誰が風に一番愛されているのでしょうか?(風の時代は、地に足を付け何事にも囚われず、唯一無二の私を生きてゆけたら、それでいいんじゃないでしょうか?)

    作者からの返信

    すっっっっっっごく鋭いですね!


    少女のこの言葉は、あとで逆説的に効いてきますよ!

    その自由も、別の場所から見れば、制限された、縛られているものです……!

    男の子という生き物は……舐められちゃいけないですからね!

    風に着目しているのも、ご慧眼だと言わざるを得ません!道の上に風が吹く、道=風という暗示もありますので!

  • 第14話 生き方への応援コメント

    「診る者」のお婆さん、めちゃくちゃツボです。

    最初の「傷を早く、正しく治します」から、もう既に仕事への強い自負を感じますし、言葉の端々からそれを裏付ける経験があることがわかります。まさに老練。

    作者からの返信

    読みづらい拙作にお時間割いてくださり本当にありがとうございます!

    短いながらも、彼女の生き方を感じ取ってもらえて感激です……!まさに私が設計した読書体験!気づかないという味わい深さもありますが、気づけることにも味わい深さがあるものです!

    そして、この舌に関する文化的なお話、重要なので覚えておくとより人物の心を理解できますよ!

    編集済
  • 企画からきました。

    作者に乗せられました。ストーリーがわかりませーん!

    作者からの返信

    お時間割いてくださりありがとうございます!

    おお〜!しっかり拙作のテーマと向き合っているようですね!そのわからない、は正しいものです!

    5年後、10年後に読み返すと、わからなかったものがわかるようになる、という作りになってます!

  • 第4話 返納祭始まり : 3への応援コメント

    第4話は、激しいアクションとキャラクター間の緊張感を深める瞬間が絶妙に組み合わさり、緊張感を保ち続けています。ナーシェ、ロスアリグ、ノアームの間のダイナミクスは引き続き魅力的で、祭りにまつわる謎がさらに物語に興味を引き立てています。とてもワクワクする展開でした!

    作者からの返信

    いつもありがとうございます!
    スペイン語に翻訳していらっしゃいますよね?
    日本語ではなく、訳文でもそれが感じられるものになっているのなら、色々挑戦した甲斐がありますっっ!

    "人"がテーマだったりするので、人の心に着目し続けてみると先の展開がわかるようになっていきますよ!

  • 第7話 痴れ者と知恵者への応援コメント

    恥ずかしながら今回のエピソードタイトルを見てようやく気付いたのですが、全体的に文章が韻やリズムを重んじて構成されているのですね。
    声を出すと心地いい文が所々にあり、にやにやしながら読み進めてしまいました。

    作者からの返信

    くぅう〜!なんて嬉しいところに着目してくださる!
    いかんせんこの作品は読書負荷高いので、読み進められる人がいるかどうか心配で……じっくり読んでいらっしゃるようで、すごいです!

    韻と調音点に気遣っているせいでへんてこな部分多いかと思いますが……しかし!話数が進むごとに、自分でも褒めたくなるような韻と意味を損ねない言葉、サブタイトルがあるので、うならせられるといいなぁと、気持ちが高ぶります!

    冒頭でお気づきだと思いますが、この物語は実際にそこにいる透明な人物が書いています!他にも些細な描写が後の大きな展開を意味していたり、他にも多くのギミックがあるので、期待しててください!

  • 第2話 返納祭始まりへの応援コメント

    うわぁ、これは映画の1シーンをそのまま文章で体感したような迫力!

    義手の男の活躍が痺れるほどかっこいい❤︎

    作者からの返信

    かなり読書負荷の高いシーンが続くなか、そう読み解けていらっしゃる……

    申し訳なさと同時に、畏敬を覚えます……!

  • 第1話 返納祭開幕への応援コメント

    おお、これぞ壮大な世界観!

    義手のノアームさんの頼りがいに惚れ惚れしますね。

    作者からの返信

    そのコメント、とっっっっっても嬉しいです!

    人物ごとに与えられた役割が、見えてらっしゃるんですね!

  • 第4話 返納祭始まり : 3への応援コメント

    メインのタイトルよりも()の中身が多い不思議なタイトルに興味を持って読ませていただきました。
    []や()を使った表現に新鮮な読み心地を感じました。
    最初は違和感がありましたが、慣れてきたのか自然に読み進められるようになってきて面白味がわかってきたような気がします。
    続きも楽しませていただきます。

    作者からの返信

    はじめまして!お時間割いてくださりありがとうございます!

    新鮮だと言い換えてくださって……お気遣い申し訳ないです……かなり難儀でしたよね……汗汗
    テーマのために、日本語の文法や語彙までおかしくなってしまってます……汗汗汗

    哲学のたしなみがおありなんですね!この物語では、重層的に、多角的に挑んでます!他の方がおっしゃってくださいましたが、主客未分ですとか、主客の客が消えているだとか、言及してくださってるので、そこの方面でも楽しませることができならと願ってます!

    それと、ちょっと覗いてみました!あなた様の書くものは私の好みど真ん中!あとでゆっくり楽しませてください!


  • 編集済

    はじめまして、私どもをフォローしていただきありがとうございます。
    アタオカしきさんの作品を読みに伺いにきました。

    アタオカしきさんの「言葉の壁を越える壮大な試み」、翻訳の苦労と創意工夫、特にハイコンテクスト文化を丁寧に解釈して日本語に落とし込む姿勢が素晴らしいです。「豚」を例にした柔軟な翻訳や、[]や()で補完する工夫には驚かされました。

    物事の情勢という「越えられない壁」と向き合うため、日々占いを分析している私としても、アタオカしきさんの創造力と努力に心から拍手を送ります。

    作者からの返信

    はじめまして!あなた様の自己紹介文に強く共感してフォローいたししました!よろしくお願い申し上げます!


    その創意工夫は結果として、かなーり苦味のあるものに仕上がってしまいましたが……笑特に日本語の文法が……汗

    ですがそうおっしゃってくださり、自分の向き合っていることが独りよがりではない、と信じることができて、安堵する思いです……!心からの、感謝の気持ちを伝えたいです!


    "物事の情勢という「越えられない壁」"

    これは拙作のテーマでもあります!何かあなた様にとって、私は価値あるものをお見せしたい!それが叶えば、とても大きな喜びになります!




    時間を作り、ゆったりとあなた様の作品読めるのを楽しみにしております!

    では!

  • 第17話 押し入り: 2への応援コメント

    以前よりもずっと情景の描写が想像しやすく、登場人物同士の会話も違和感なく読ませていただきました。
    きっと時間をかけて丁寧に書かれたであろうことは想像に難くありません。
    なんて、偉そうな物言い失礼しましたm(_ _;)m

    作者からの返信

    あたたかいお言葉ありがとうございます……!

    多少、難儀さが減っているのならよかったです……!まだわかりづらいんですけどもっ!笑

    いつも見習うようにあなた様の作品読んでます!

    どんどん邁進していく所存ですっ!

    編集済
  • 第2話 返納祭始まりへの応援コメント

    ここまで読ませていただきました。
    緊迫感のある場面を表現できていてよかったと思います。

    作者からの返信

    遅くなりました!

    ちょっと最近読書創作に関わる時間すら作れず……

    難儀な文章を無理に読ませてしまいましたね……!すみません!ですが多少何か心動かすことができたのなら、これに勝る喜びはありません!

    余裕ができた時、あなた様のものもぜひ楽しませていただきます!

    編集済
  • 第12話 心の枷:強者の枷への応援コメント

    徴税官かいかに疎ましがられているか、ひしひしと伝わってきます……!
    戦いのシーンかっこいいですね……。 めっちゃ良い(しみじみ)

    作者からの返信

    こちらにお時間割いてくださりありがとうごさいます!

    戦闘シーン……読みづらく……ないでしょうか……?笑
    毎回不安になるところです。
    もっと簡潔に、でも力強く彼らを表現できると良いのですが……汗

  • 連載再開されたのですね。

    独特な言い回しが多い当作品ですが、そう思うのと同時に映像的な『イメージ』や、登場人物達のやり取りを『雰囲気』として演出することに重きを置いている作品なのだと感じます。
    文章書きにも種類がありまして、文体や語彙による表現に重きを置く方、映像や雰囲気が先行してそれを文章に起こす方など様々です。

    少なくとも私から見た感想としてはこの作品は映像型なのではないかと思いました。私自身も映像型なので特にそう感じたのかも知れませんが。
    読みにくいという方もいらっしゃったとは思いますが、休載期間中に読みやすさの工夫をされていたのだなと随所で読み取れました。

    昨日より今日、今日より明日。
    もっと上手く、もっと上達しようとする努力はとても大切な意識です。
    これからも読者が読みやすくなる努力やアプローチの方法に工夫を凝らして頑張ってみて下さい。

    今回は応援の意味を込めてコメントさせて頂きました。

    作者からの返信

    お気遣いさせてしまい申し訳ないです……!ですが!フィードバック!お時間割いてくださりありがとうございます!このために企画を主催していたのですが……嬉しいです!


    "独特な言い回しが多い"
    英語学んでいたり言語学をかじったりすると、どうも向こうの言葉と日本語の相性悪さを無視してねじ込んでしまうもので……汗バランス取りたいです

    "文章〜間中に読みやすさの工夫をされていたのだなと随所で読み取れました"

    ご慧眼ですね……ご指摘を受けて、不思議にもちょっと恥ずかしくなっちゃいました。人物の気持ち、考えは徹底的に行動で表すようにしています!が、心読める人間じゃなきゃ伝わらんわと思ったら我慢してわかりやすさ優先してます……副詞を絶対に避けたり……それでもまだ描写に関しては工夫が足りてませんが……汗あと韻とか調音点、リズムにこだわるせいでわかりづらくなったり……


    あなた様の作品では、重さのない台詞に、信じられないほどの智謀と鋭さが潜んでいます。真似だと言い方が悪いですが笑、同じ技術を身に付けたいです!

    長々と失礼しました!温かいお言葉!くっそ感謝をこめて!お礼申し上げます!


    編集済
  • 第4話 返納祭始まり : 3への応援コメント

    すみません。リアルの事情のため、身動きとれませんでした。
    私としては、作品の文章ではなく、内容について意見を言うのは、その作品を好きと感じる人でなければ、価値のある意見は言えないと思っています。
    私は、冒頭で「弱いものいじめ」のようなことをするナーシェを「嫌だな」と思ってしまいました。この先、この主人公のことを追っていくのは辛いな、と感じてしまいました。
    こうなると、どうしても、冷静な意見を言うことができません。だから、私の近況ノートに書かれた「遠回しなお断り」は、正しいのです。
    (そして、また、「好きな人に聞いて欲しい」というのは、この作品をとても気に入っている方がいらっしゃるので、その方の意見なら、きっと、この作品にとって素晴らしいものであるはず、と遠回しにおすすめしておりました)
    おすすめされた他作者の短編も、第1話まで目を通しました。なんという偶然か……、私が苦手とするもののひとつ「スクールカースト(弱いものいじめ)」を扱っている。すみません。リアルではそういうものが存在することは理解しています。が、自分の自由になる貴重な時間に、苦手な創作(リアルとして受け止めなければならないニュースの記事などではない)を読むのは苦痛です。
    あたおかしきさんは、どんな作品でも読めるのと逆に、私は受け入れられるもののの幅が非常に狭いのです。それは、創作仲間と意見交換をしていたときにも、よく言われた、第三者の意見なので、たぶん確かです。
    物語を読むとき、「何か一つでも琴線に触れるものがあれば読める」のではなく、「何か一つでも、これは苦手だ、と思うものが出てきたら、そこで読むのを止めてしまう」のです。

    ですが、さすがに、このままでは、なにか消化不良。あたおかしきさんの近況ノートの「後半」のページに、いいよを押して、私が近況ノートへのメッセージを読んだことをお伝えしたつもりなのですが(あのときは、それしかする時間の余裕がなかったのです)、「遠回しなお断り」と言われたあたおかしきさんが、今もメッセージを消されないので、今、ほんの少し時間が取れたので読み進めました。
    あたおかしきさんの「滑るところは、読み飛ばして良いところだ」というお言葉から、すみませんが、ななめよみです。
    キャラクターに名前があるのですが、「琥珀の少女」「義手の男」「赤毛の男」と、呼ばれ続けます。そこに、キャラクターと「心の距離」を感じました。感情移入が出来ないのです。
    勿論、初めに私がナーシェに悪感情を抱いてしまったことが大きな原因になっていると思います。彼女のすることに正当性を感じられない。彼女の気持ちになって、一緒に冒険を楽しもうと思えない。だから、彼女が何をしても、ピンチに陥っても、ドキドキしません。
    会話があって、なになにをした。という書き方が多く続きます。キャラクターの感情は、そこから読者が読み取るように、という書き方なのだと思います。人によると思いますが、私はキャラクターの心、感情を楽しみに読む読書が好きなので、想像に任せる(しかも、私はナーシェが好きではない)となると、ごめんなさい。どうにも、話から置いていかれている感じがしてしまいます。
    こんな感じですと、あたおかしきさんが悩まれている「結末」について、私の意見は役に立たないのではないかと思います。本当に申し訳ないです。
    こんな嫌なコメントに、何か価値はあるのでしょうか。大変申し訳ない気持ちでいっぱいです(こうなることが分かっているので、遠回しなお断り、だったのですが……ごめんなさい)。

    作者からの返信

    何とお礼を言ったらいいのかわかりません……存在する最大の感謝を込めてお礼申し上げます!

    "何か一つでも、これは苦手だ、と思うものが出てきたら、そこで読むのを止めてしまう"

    そのことについて、ノートで既に述べたとおり!想定通りです!そして、そのような方が間違っても彼女へ感情移入しないように、"ああ"なっています!女性が読むことも想定ですので、より結末は受け入れられないものになっています。だから、去るべきところはここですよ、というメッセージです。ほんと鋭いですね。あなたは彼女をよく知っている。

    "キャラクターと「心の距離」"

    やはり日本人と全く異なる感覚をもっている彼らの結末を描くなら、そうなってしまいました。自分も悩んでいるところです。

    "こんな嫌なコメントに、何か価値はあるのでしょうか。大変申し訳ない気持ちでいっぱいです"

    いいえ!むしろ私の考えた通りにあなた様のココロが動いているので、自分のしていることが正しいのだと確信できました!完璧なフィードバックです!

    これは警告です。あなた様は、拙作を見届けると絶対に後悔します。そういう作りです!

    ですが、あなた様のような方がうっかり読んでしまっても大丈夫なような予防策を思いつきました!

    あなた様のここまでのご意見がなければなし得なかったことです!


    墜落するしかないとわかってても、もう私は飛ぶだけです!大変めちゃくちゃお世話になりました!

  • 第7話 痴れ者と知恵者への応援コメント

    改めまして、ここまで読ませていただきました。
    ただやはり申し上げたいのが、事の起こりと起こりの間の説明が薄く、何が起こっているのかが分かり辛いということです。
    単純に私の読解力が無いというのもありますが、そんな中で目まぐるしく変化が起こると、理解する為に前後の分何度も往復して、最終的にはこういうことなのかなと、推察しながら話を読み進めねばなりません。

    また、それは登場人物同士の会話にも同じことが言えて、果たしてこれは会話が成立しているのかなと、何度も疑問を抱いてしまいました。
    例えばこのパートで、「なんだよ」「八つ裂きにしてただけなんだけど」と、赤髪男と琥珀髪の少女が会話をするシーンがありますが、これは恐らく、軽口を言った男に対して、機嫌を悪くした少女が「お前を後ろから八つ裂きにするイメージをしていたんだぞ」という卑屈な態度で抗議の意味合いを込めて言ったのだと思います。(間違っていたらごめんなさい)

    と、この話を読む上でそのように解釈して読んでいましたが、常々思うのは、情景も描写も会話内容も、理解するのに終始難儀するということです。
    その結果、あたおかしきさんは比喩表現が豊かであるにも関わらず、この話の肝心の内容が頭に入ってきにくくて、早い段階で読むのが大変だなと思われてしまうのではないかと感じました。

    行間に加える描写。自然な会話の流れ。砕けた表現方法。これらを取り込めたなら、この話の素敵な内容は、読んでくれた方に100パーセント伝わるのではないでしょうか。

    長々と偉そうに失礼しました。
    そしてもしも私があたおかしきさんの意図を理解できなかっただけならば、力不足で申し訳ないと反省するばかりですm(_ _;)m

    作者からの返信

    "例えばこのパート"

    まさにこの会話はハイコンテクスト!

    完璧です!完璧に読めています!間違いはひとつもありません!
    厄介にお時間にお手数までおかけしてしまい、どれほどのお礼が相応しいのか……!このわかりづらさに対して、どうバランスを取るべきか私は常々不安を抱えています……もっと詳しい方が、いや、物語の主題としてはあまり関係ないな、とか……台詞に関しては、彼らの思想や、文化は全く日本と異なり、だから彼らは、あなたたちと別の世界を見ている、全く異なる存在であると意識付けたいため、むしろあまり共感してほしくない存在として描かれています!そして物語の結末の納得感のためにも!です!

    "行間に加える描写。自然な会話の流れ。砕けた表現方法"

    なんとか身に付けます!付け焼き刃でがたがた、だと思いますが!

    墜落するしかないとわかってても、もう私は飛ぶだけです!大変めちゃくちゃお世話になりました!

    編集済
  • 改めて読ませていただきました。
    忌憚なき意見をということでしたが、まず最初に申し上げたいのは、描写する情報の順番がバラバラであるということです。
    情景の描写→少女の描写→情景の描写→少女の描写、という風に、大きくシーンが移り変わっていないにも関わらず、情報が小出しにされる為、読んでいて引っ掛かるなと感じます。
    情景ならば情景、人なら人の情報をある程度まとめて描写して、シーンを切り替えてゆくと、すんなり話に入りやすいのではないでしょうか。

    続いて申し上げたいのは、情景や人を表現する言葉が遠回りすぎているということです。
    同じく文章書く者として、非常に気持ちが分かるのですが、あまりにも比喩表現が多かったり、その回数が多すぎると、そのシーンをイメージするのがとても難しくなってしまいます。
    ですので、読んでいる人が読み疲れしないように“まるで〜のような”の回数を減らした方が良いように思いました。

    加えて、言葉の選び方にいくつか疑問をいだきましたが、一例として序盤の“起伏のあるなだらかな”というものは適切でしょうか。
    起伏とは高低のあるもので、なだらかとは緩やかなという意味合いですから、これでは二律背反とした大地なのかな、と捉えてしまいます。

    最後に、この話は第三者視点で書かれていますが、時折り少女の側の思想へ大きく傾いてしまっているのではないかと思います。
    例えば、膝を蹴られた後、家族を庇おうとした男性を“図体が大きいだけの小さな背中”というように、どちらかというと少女が抱いた男性への侮辱の念が反映され過ぎているのではないかなと感じました。
    これは話を書いていて絶対にぶつかる壁ではありますが、第三者視点で話を描く場合、理由が無ければ中立として話を進行させ、登場人物の誰かの思想へ傾けすぎてはいけないのではないでしょうか。

    と、いくつもダメ出しをしてしまいましたが、先ほども申しましたように、私は碌に小説のことを知らない素人ですので、この意見が正しいという保証はありません。
    長々と申し訳ありませんでしたm(_ _;)m

    作者からの返信

    うわああ〜!完璧です
    確かな読解ありがとうございます!
    ここ読んでほしくないんで読みづらくしてます!

    そうです!これは物語に関係ない彼女の視点です!

    編集済
  • 主人公(あるいは、そのエピソードで中心となる人物)の名前(正体)を明かさずに話を進める、という書き方は、まれにある書き方だと思います。
    ただ、どんな物語が始まるか、まったく分からない冒頭ですと、ぼやっとした印象で、もやもやしてしまいます[興味が失せてしまいます。冒頭は、読者を掴まなきゃ]。

    ・人の姿をした者のあくび。
    この書き方だと、人外だと思います。
    「異世界」徴税官というタイトルから、異世界ものであると分かっているためです。
    (けれど、少し先まで読んだくらいでは、本当に人外なのか、分かりませんでした。異世界なので、魔法のようなことができても、それは「人類」だと思ってしまうので……)

    ・その音は、起伏きふくのあるなだらかな大農地に掻かき消え、大空の雲は強風によって川のように流れて、そして太陽の恵みは東から斜めに降り注ぐ。

    情景描写で、のどかな雰囲気が出ていて良いと思います。
    ただ、すみませんが、分かりにくい(読みにくい)です。

    「その音」は、前述の者のあくびの音で、それが掻き消える。
    それとは別に、「雲」と「太陽」のことが書かれています。
    まったく別の、それぞれに関わりのない、3つの主語(文章)が、一文になっています。
    (雲が流れた原因の強風が、あくびを掻き消したのなら関連はあるが、そういうわけではない)

    物語が始まって、少し経っていれば、このくらいは、サラッと読んでしまいますが、今は「あくびをした、人の姿をした者」に注目をしているところです。それに「雲」と「太陽」がまざったら、混乱してしまいます。

     人の姿をした者のあくび。
     その音は、起伏のあるなだらかな大農地に掻き消えた。
     大空の雲は強風によって川のように流れて、太陽の恵みは東から斜めに降り注ぐ。

     ――と、分けるか。そもそも、雲と太陽を描写する意味(効果)がないのなら、書かないか。[今の感じですと、なんとなく風景を書いた、なので……。意味のないものは混乱の元なので書かないほうがいいと思います。
     書くならば、
      大空の雲は強風によって川のように流れて、太陽の恵みは東から斜めに降り注ぐ。
      あくびを誘うに、充分な陽気である。
     とか、意味をもたせたほうが良いかと……。
     あるいは、このあと「琥珀色の短髪」が出てくるので、「強風」は雲を流すのではなく、髪がふわりと舞う、とかでもいいのではないかと]

    ・琥珀の髪を持つ少女
     それまで、人外かも? という感じに書かれていたのに、いきなり「少女」になっています。
     それなら、最初から「少女」のほうが、「新しくこの物語の世界に入るためのハードル」が低いと思います。

    ・「その」が多いです。1700文字くらいのこのページの中に、たぶん、15回出ています。
    「その」は、たくさん使うと、読みにくい文章になると思います。
    ただし、「その者」の「その」はなくすわけにはいかないので、「その琥珀色の短髪」「そのほくろの上」のように、「その」がなくても意味が分かるところだけ、なくせばよいのではないかと思います。

    すみません。
    ストーリーそのものよりも、それ以外のところで、それ以外のところで引っかかっていますよね。ごめんなさい。
    「徴収に来ました」からは、わりと、すんなり読めるのです。
    なので、琥珀の髪の少女が目薬をさしてから、「徴収に来ました」と、扉を叩く。――このシーンから書き始めても良いのではないかと思いました。[そのほうが、少女に興味が行く]

    いろいろと、すみません。
    聞きたかったことは、こんなことではないのではないかと思います。ごめんなさい。
    ストーリーについては、この手のものが好きな方のほうが、ぴったりの意見を言えると思います。[すみません。私は、主人公が明らかな悪党を挑発して攻撃するのはOKなんですが、悪党とは言い切れない村人A(絶対、弱い)に攻撃的なのは、ちょっと苦手で……(弱いものいじめっぽく感じてしまう)。でも、このくらいは「普通」だと思います。だから、作品としては、このシーンはこれで良いと思います。でも、「私個人」の感想は? と言われると、なんとも言えない気分になってしまうわけでして……]

    作者からの返信

    何もかも的確……鋭さがナイフ飛び越えて針……

    あなた様の感じていることは拙作のギミックによるものです!
    ここは2週目にみられたい場所です!

    編集済
  • お邪魔いたします。
    御作が私にどのように見えるのか、とのことでしたので、僭越ながら書かせていただきます。
    ――が、私は、物語は自分の好きなように書くのが一番だと思っておりますので、できるだけ、ataokasikiさんが書きたいように書いてほしいと思っています。
    ataokasikiさんがどんな作品を目指しているのかを、私が理解していなければ、的はずれなことを言ってしまう……だから、話半分に聞いて欲しいと思います。

    私は語学が苦手なため、「ラディノディグ語」が、実際にある言語なのか、創作上の言語なのか分からず、ちょっと気になって、検索しました。
    結果、創作上の言語、で合っていますでしょうか。
    その際、小説家になろうの「スマホ症候群」さんがヒットしました。ペンネームは違いますが、ataokasikiさんですね。
    前作でも「ラディノディグ語」が出てきているみたいですし、なろうの活動報告の感じからすると、この世界観をとても大事にされているみたいですね。素敵なことだと思います。

    偶然、なろう版を見つけてしまったので、ちょっと見ましたら……。
    この作品は、2年前になろう投稿を始めたけれど、お忙しくて時間が取れず、そのままになっていた――それを今、改めて書き進めようとしてらっしゃる、という感じでしょうか。大切な作品なんですね。
    冒頭、「日本語訳について」は、日付からして、なろう版は最近付け加えたのだと思います。
    同じものなのかと思いましたら、「日本語版について」は、なろうとカクヨムでは違うんですね。

    ……すみません。前述の通り、私は語学が苦手です。
    そんな私が、この冒頭を見ると、「私に理解できるかしら?」と、まず不安になります。[バックしたくなります]
    ただ、物語、小説として、考えると――、昔読んだ、宇宙が舞台のSFチックな小説で、冒頭で、言語が云々というものがあったのを思い出しました。(宇宙で、しかも未来が舞台なので、読者とは違う言語だけれど、訳して物語を綴る、みたいな前書きでした)
    だから、こういう形式の物語も、大いにあり、だと思います。[実際あるからね。ただ、私は個人的には苦手なんです……ごめんなさい]

    ただ、なろう版とカクヨム版を比べると、カクヨム版は長い、と思いました。
    なろう版にはない「また、その言語の慣用句~」の段落の言い回しが難しく[理解はできるけど、目が滑る]、この作品は、今後もこんな感じの文章が続くのかと思うと緊張します[冒頭で、読者を掴まないといけないのに、腰が引けちゃう]。

    このページを冒頭においたからには、必ず、意味があるもので、作者にとって大切なものであるはずです[同じことも私もやっているから、そこは通じるものがある! この世界観が大事なんですよね!]。

    そんなわけで、このページは、長いカクヨム版よりも、短いなろう版のほうが、良いのではないかと思いました。[正直なところ、このページがないほうが、1ページでブラバされる率は下がると思う。ただ、この書き方が、たまに入るので、なくしてしまうとわけがわからなくなってしまうんですよね……。
    けれど……この冒頭で説明した書き方が、本文中に入ってくるのは、読みにくいなぁ、と思います。ごめんなさい。こだわりの部分なのに。
    ただの個人の感覚ですが、(省略)[裏の意味]に注意を払いながら読むと、ストーリー(物語の展開)に集中しづらいです。文章は、前から順に、素直に理解できるほうが分かりやすいと思います]

    作者からの返信

    ほんとうに鋭いですね!
    読み飛ばしておっけーです!

  • 第5話 イシュの都への応援コメント

    実は企画だけ読んで興味を引かれましたので来ました。お前の水夫です。

    一人の読者として、流し読みせずに序盤を読むことが出来ました。
    ここまでじっくりちゃんと読んだのですが、最初から展開の早い話にして、飽きさせない様な工夫が出来る方が羨ましいです。

    こういう畳み掛ける展開というのは、私には難しくて手が出ません。

    続きに書いて下さると思うのですが、民衆が税として魔力を取られることを何故嫌がるのか、何がデメリットになるのか非常に続きが気になりました。

    作者からの返信

    "一人の読者として、流し読みせずに序盤を読むことが出来ました"

    嬉しい!序盤の勢いのまま最後まで走り抜きたいです……!


    "続きに書いて下さると思うのですが"

    物語が中だるみするおそれあったものの……しっかりとあります!
    期待に応えたい……!

    編集済
  • 第3話 返納祭始まり:2への応援コメント

    企画には参加しておりませんが、お前の水夫と申します。


    >悦に浸る

    という表現がありますが、これは一般的には誤用であるとのことです。気にする人もいれば、気にしない人もいるような話なのですが、一応ご報告いたします。

    作者からの返信

    "企画には参加しておりませんが"
    あら!?そうだったのですね……もしかして参加人数でご遠慮させてしまいましたか……?
    ご心配ありません!私にとって読書とは食事と一緒、ドカ食い気絶の気絶が起きない至高の趣味ですので……ぜひ参加してみてください!


    "という表現がありますが"
    はえ〜誤用でしたか!この指摘のおかげで、貴族と庶民の、公用語における教養の差を、違和感なく示すやり方が出来そうだと思いつきました!
    この思いつき、まさに自分の企画に求めていたことです!めっちゃくちゃありがとうございます!



  • 第1話 返納祭開幕への応援コメント

    失礼いたします。お前の水夫です。

    他の読者の方々が全くコメントを書かれないので、あくまでも一人の読者として書かせていただきます。

    スピード感のある描写で、派手な魔法の打ち合いもあり、ついでに台詞が短くまとめられて、それでも全体では何が起きたのかよく分かるのが羨ましいと思う次第です。

    >訛りのある、野太い声。

    この文の前が男の悲鳴なのは分かるのですが、誰の悲鳴なのか今一分かりにくい部分でした。
    この文の直後に、前話で書かれた少女が出てきているので、目まぐるしく切り替わり過ぎかな、と思った次第です。

    作者からの返信

    "全体では何が起きたのかよく分かる"

    多少読者の読む速度を落としてしまうような悪文かなと不安でした……そう感じてもらえたのなら、工夫の甲斐があったと嬉しくなっちゃいます!いずれは100人中100人が読みやすいと言うようなものを書けるようになります!

    "分かりにくい部分でした"

    わかりづらかったですね……ご指摘のおかげで直すことができました!ありがとうございます!
    人物の行動、描写→その人物の台詞、をある程度守って、時には破ってやっているので、その直感は正しいです!



    編集済
  • 失礼いたします。お前の水夫です。

    あくまでも一人の読者としての感想なのですが、文末を『~た』で終わらせたくないという感じが伝わってきまして、逆に文章が不自然に終わっている感じがしてしまいました。

    >琥珀の少女は振り返ると同時に扇描いて男の横腹を蹴り飛ばす。

    細かい話なのですが、上の文の「扇描いて」という表現は、個性的である反面、意外と違和感としてとらえられるのではないかと感じた次第です。

    作者からの返信

    "細かい話なのですが"
    お気遣いありがとうございます!ですが遠慮はいりません!なぜなら良いものを書きたいから!

    目についたもの直してみました!他の方にも読みやすくなっているといいのですが……

  • 初めまして。お前の水夫と申します。

    この1話目についての感想ですが、相当のこだわりを持って書いておられると思います。

    あくまでも一人の読者としては、情報量の多い異世界語で、読むのが大変そうだなと少し思ってしまいました。

    ですが、私は読書量の少ない人間ですので、現地語の細かいニュアンスを伝える為の試みとしては初めて見ました。

    作者からの返信

    読んでくださりありがとうごさいます!



    やはり読むのに難儀をさせてしまっている様子……それでも楽しませることができるのなら工夫をしていきたいです!

  • 第5話 イシュの都への応援コメント

    企画から来ました!
    私は全部説明しちゃうタイプなので、説明文を減らす貴作の書き方に「こういうやり方もあるんだ」と思わされました。
    一話で解説されていた、訳、()、[ ] を使って減らした文の説明を補完するアイデアは私にはありませんでした。
    それをギミックに面白いことも出来そうで、わくわくしています。
    物語、面白かったです!

    企画頑張ってください。あの量はやばい笑

    作者からの返信

    わざわざ読んでくださりありがとうございます!そう言ってもらえると、読みやすさと引き換えに挑戦してみたかいがあったなと安堵する思いです……
    もし仮にも、この工夫が自分に必要だという場面に遭遇したなら、ぜひ、使ってみてください!



    (私の作品を)心から楽しんでもらえているなら幸いです![どうやら実力不足だったようです……申し訳ない……]

    編集済
  • 第4話 返納祭始まり : 3への応援コメント

    企画から参りました!
    こういう文体の小説は読みにくいことが多いと思うのですが、すごく分かりやすくて個人的に好みです!
    お話ももっと深みが出そうで続きが楽しみです:)

    作者からの返信

    ご参加ありがとうございます!参加人数に白目を剥いてるところですが……笑さておき。

    私の拙い文、多少読み込むことに難儀をさせてしまったようです。さらなる日進月歩、堅さと読みやすさを両立させつつ人の心に焦点を当てて物語に深みを持たせていきたいです……!

  • 第3話 返納祭始まり:2への応援コメント

    企画から参りました
    続きも楽しみに待ちます!!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    しかしどうやらまだ心からお楽しみできていない様子……しかと受け止め、鋭意を持って頑張りますっ!

  • 企画に参加させて頂きました!
    異世界ものとは思えない序章…、とても惹かれました!これからが楽しみです!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    楽しませることができると良いのですが……有意義な時間を過ごせる、読む価値があるものになるよう邁進する所存であります

    編集済