第3話
「何度来てると思ってんの?」
『でも結依の家は隣。』
「だって誰もいないし。」
『寂しがり屋かお前は。』
「暇なんだよー」
『一人で遊べ。』
「えー」
『えーじゃない。』
「基本的に一人遊びとか下手なんだと思う。つまんないし。何したらいいのか分かんないし。」
『だからってなんでうちに…』
「それこそ今さらじゃん。」
勝った気でいるのか結依はニヤリと頬を持ち上げる。
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