囁きの後で

第4話 そんなこんなで

エミカが「今頃になって何よ」とカズキに怒っていた。

カズキは「ごめん。でも、俺はお前の事をずっと気になって居たんだ」とエミカに告白をした。

エミカは「私、カズキの事を気にはなって居るけど、どんな風に気になって居るかは分からないよ」とカズキに今の気持ちを伝えた。

アヤカは「何を2人で喋って居るのかしら？」と疑う様な目で2人を見て居た。

アヤカが「エミカ。さっき2人で何の話をして居たの？」とエミカをジッと見つめて居た。

エミカは「え？何の話って言われても困るよ」と困惑をしてアヤカに返事を返した。

カズキが「あぁ、話しって言うのは、その…。さっきまで何をして居たのか気になって聞いて居ただけだよ」とアヤカの話をたぶらかした。

アヤカが「そっかー。じゃ、安心したよ」とホッとした様な顔をして居た。

エミカが「ふー。何だか良かった」と安心して居た。

カズキが「そうだな？俺もホッとしたよ」と安心したのか冷や汗を掻いて居た。

アヤカが「はい。じゃ、またね」と2人に笑顔で手を振って居た。

カズキが「俺達も早く帰ろうぜ」とエミカに声を掛けた。

エミカは「えぇ？うん」とちょっと照れくさそうに顔を背けた。

カズキは「アヤカ。やっぱり俺達の事を付き合って居るのか疑って居るんだよな？何だかそんな気がしてさ」とエミカにそれとなくカミングアウトした。

エミカが「そうだよね？やっぱり私達の事を疑っているよね？私もそう思う」とカズキの返事に素直に答えた。

そして家の前まで来て、エミカが「バイバイ。また明日ね」とカズキに返事をした。

カズキが「この事は、アヤカには内緒な」とエミカに率直に返事を返した。