第3話 手違い 女神の加護

女性の名前はイリアといいどうやら女神様らしい、イリアは今回の経緯を俺に詳しく説明してくれた。

「えっとつまり俺は本当は死ぬわけじゃないのに俺があそこで死ぬ様に世界を動かしちゃったわけで、女神様側の手違いでおれは死んじゃっ

たってことですか?」


女神イリアは頭を下げながら続けた。

「はいそうです。本当にごめんなさい。」

それを聞きながら俺は続けた


「最初は怒ってたけど、まぁー起こっちゃった事を今更文句言ってもしかないし、いいですよ気にしてないですから、頭を上げてください」


本当は内心めっちゃ気にしてるけどいつまでも頭を下げられてたら気まずいのでとりあえず頭を上げてももらいたかった。


「いえ、藤井さんの人生を終わらせてしまったことに対する謝罪なので気にしないでください。」


「いや、気になって話ができないですよ」

と俺は笑ってしまった。


「本当に大丈夫ですからそれよりも俺はこれからどうなるのかを教えてほしいです。」

俺は女神にこれからのことを聞いてみた


「はい、今回私の手違いで殺してしまったのであなたの願いを叶えてさしあげます。」

イリアはとんでもないことを言ってきた。


「え、どうゆうこと」

流石の俺も困惑しながら話を聞いてみた


曰く俺の願いを女神の力を使ってなんでも叶えてくれるらしい、でも日本に帰ることはできないみたい、なのでこれを聞いてみた


「イリア、異世界って行けたらする?」

「はい、できますよ」

どうやら異世界に行けるらしい、まじかなら

こうゆうのも叶えてくれるのかな。


「じゃあ、自分が望んだスキルや知識、技能を手に入れることができる能力を貰うことってできる?」

「できますよ」


これもできるらしい、なんでもできそうだな

ならあと聞きたいことはあれだな

「じゃあ、魔法って使えるようになれるの?」

「もちろん使えます」


魔法も使えるらしい。聞きたいことが聞けたし早速願いを叶えてもらおう。


「イリア、俺の願いは自分が望んだスキルや知識、技能が手に入る能力と異世界に行きたい、後少しイケメンにしてほしい」

最後のは仕方がなかった、自分の顔はあまりいいとはいえないので、イケメンにしてほしかった。

「わかりました、あなたに自分が望んだスキル、知識、技能を手に入れることのできる能力、女神の加護を授け、異世界に転移させ、あなたをイケメンにしてあげます。」


「ありがとう、願いってこの空間から出たらもう叶えてくれない?」


「いえ、あなたが望めばここに来ることができます、その時また叶えて欲しいことがありましたら、その時にまた叶えますよ」


「ずいぶん大盤振る舞いだな嬉しいけど」


「ではそろそろ異世界に転移させますね。良い異世界ライフを」


「うん、ありがとう女神イリア」

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