第2話 女神降臨
気がつくと俺は何もない空間にいた、辺りを見回しても何もなくただ暗い空間だった。
「これが死後の世界なのか?」
そう口にして自分が死んだんだと実感が湧いてきた。
「まじか俺死んだのか、てかあの女の子は大丈夫かな?」
俺は自分が死んだことよりも死ぬ寸前に助けた女の子が心配だった。
と考えているの目の前に扉があった。
「え、扉なんてさっきなかったよな?」
現れたのではなくいつの間にかあった。
「とりあえず入ってみるか」
俺はとりあえず扉を開けて中に入ってみた。
「いや、まぶし」
扉の先の空間は先ほどの暗い空間が嘘のように明るかった。しかし暗いところからいきなり明るいところに行ったからめっちゃ眩しかった。
「てか俺からからどうすればいいんだ、死んじゃったから母さんや兄ちゃんや姉ちゃんや春風や友達にも会えないだろうし」
俺はもうみんなに会えないと自覚して泣きそうになって俯いた時、女性の声が聞こえてきた。
「この度は申し訳ありませんでした。」
顔をあげると宙に女性が浮いていて俺の前まで移動してきた。そしてなんか頭下げながらまた謝罪をしてきた。
「本当にこの度は申し訳ありませんでした。」
その状況に泣きそうだった俺は
「え、どうゆう状況」
なんかいきなり頭下げられながら謝れて、困惑して涙も引っ込んじゃった。
女性はずっと頭を下げ続けてるからなんか空気も居た堪れなくなったので、
「えっととりあえず説明お願いしてもいいですか」
俺は目の前の女性に説明をお願いした。
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