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2024年12月11日 01:05
幸崎さま、この度はご感想本当にありがとうございます! 貴重なお時間を割いてお読みいただき、感激しております。 本当に自分では何遍読み返しても気づけない点をご指摘いただき、蒙が啓かれた思いでございます。 ありがたく今後の参考にさせていただきます。 >本作は企画参加時点からタイトルが変更されておられますね。 タイトル変更のご報告を失念してしまい、大変失礼いたしました。 汗顔の至りでございます。申し訳ございませんでした。大反省! ◇プロローグ 決戦のレッドドラゴン! 構成をお褒めいただきありがとうございます。ホッとしました。 元々プロローグは無く、1話の凱旋シーンから物語が始まる構成だったのですが、早めにバトルを書かないといけないらしいとどこかで読みましたので急遽書き足した次第でございます。〝剛剣サザンクロス〟のネーミングは我ながら気に入っております。 サザンクロスという雅な感じと剛剣という取り合わせがこう……好きなんです。 地の文固いですよね、できれば柔らかくしたいんですが手癖というか普通に書くとこんな感じになってしまいます。 ただまあプロローグは1話以降とテイストが違うので、吟遊詩人の語り風にお受け取りいただけたのであれば狙い通りですね(嘘です。吟遊詩人とは目からウロコでございました) ◇第一章 勇者ラグナ立志編 / 第1話 凱旋!勇者ラグナ・ロック! >本作は固有名詞が非常に覚えやすい ありがとうございます。入口のエピソードなのでこの点については気を付けてます。 せっかく読みに来てくれた方に余計な脳のリソース割かせるのは心苦しいので。 >セバスチャンは~~一部からの人気が高そうですね。 おかげさまでセバスチャンは読者の方からの評判がいいような感じがします。 ラグナが嫉妬してそうですが……( *´艸`) >なにやら周囲が彼らへ向ける視線はあまり良いものではない様子『あまり良いものではない様子』という印象を与えてしまったのであれば、私のミスでございます。これは冒頭の人々の話し声の部分でしょうか。 ラグナの頭があまりよろしくないことを印象付けようとした「馬鹿でもやるときゃ~」とかのセリフが良くなかったかも。この部分は書き直します。 気付きをありがとうございます。助かりました。 ◇第2話 追放!勇者ラグナ・ロック! >〝怪訝〟にもふりがな ご指摘ありがとうございます。修正しました。 なんでふりがな振ってなかったんだろう私…… ◇第3話 何者⁉闇夜の訪問者! スタートダッシュが重要なWEB小説において、このエピソードを1話分として独立させる事に葛藤はあったのですが、ラグナのボキャブラリーがアレなのでズッチーナのようにベラベラ喋るキャラを描きたくて書いてしまいました。 >王道の主人公 とお受け取りいただけたのならなりよりでございます。書いて良かったです。 ◇第4話 結局追放!勇者ラグナ! >このタイトルは「勇者が魔法教室を開く」わけではなく、「勇者が魔法教室に通わされる」といった意味なのかも~ 確かにこのタイトルですと分かりづらいですね。すいません。 タイトル考えるの苦手なんですよね…… ただ意味的には前者・後者どちらで捉えていただいても大丈夫なようになっています。ラグナ・ロックという男は魔法学園の学生で収まるスケールの男ではありませんから。 >〝勘気〟という言葉は~ 実は日本語的にはミスランのセリフはちょっと変なんですよね。 主君の怒りに触れて追放される理由が主君の怒りに触れたからだって言ってるようなものですので。 ただあの場を強引にでも上手く収めたかったというミスランの心情を表現したかったというのと、セリフの口調のリズムが気に入ってたのでこんな感じになりました。 ◇第5話 勇者の決意と美貌の未亡人 >エピソードタイトルが落ち着きましたね。 実は元々は「別嬪!王妃マレーネ」っていうタイトルだったのですが、何を思ったか変更してました。 本当に自分でも何を思ってたのか不明でしたので早速元のスタイルに戻しました。 ご指摘ありがとうございます。助かりました。 >本作は情景描写が素晴らしいです ありがとうございます。グヘヘ(*^^)v >〝入城時に番兵に預けてあった剛剣サザンクロスを受け取る〟といった描写 丁度この前ネトフリで観てたドラマに似たようなシーンがありまして、そこから着想を得ました。ドラマ見といてよかった~。 >やはり「地の文」には感情がありますね。急に人格を持ったかのように、率先して説明を始めてくれました。 これは……どうしましょう、あまり意識してませんでした。 何か恥ずかしい……( *´艸`) 実は私にとって小説と言えば司馬遼太郎でございまして、あの人は作中に平気で顔を出すんですよね「余談であるが……」とか言って。 なのでこれが当たり前かと思ってたんですが、よく考えたら変というか、読んだ方が面食らうかもしれないですね。 どのような形になるか今は言い切れませんが、地の文のスタンスに関してちょっと考え直してみます。ご指摘ありがとうございました。 >この場面で重要なのは、美しき王妃〝マレーネ〟の登場 ラグナ目線だとこの時点では王国から理不尽としか言えない扱いを受けている訳ですが、それでも彼が王国を見限らないのはマレーネ(とハチ王子)の存在があるからですね。 6歳児の母である未亡人がこの作品のヒロインとして相応しいかは、作者の口からはちょっと申せませんが、ラグナがマレーネに対して憧憬に近い恋慕の情を抱いている事は確かです。特別年上が好きってわけじゃないんですが、それだけ魅力的な方だと思っていただければ…… 女房役はセバスチャンなんですけどね。 でもご感想のおかげ様で5話の改善案が浮かんできました。 いい感じに書き直せそうです。ありがとうございます。 ◇第6話 追放されたら入学しようぜ! >宿に名前が付いているのも好みです。 私も好みです。あとネーミングでどんな感じの宿か想像できるので便利ですよね。 >ラグナは3年もの間、ずっと宿暮らしだったということでしょうか。 ラグナはずっと宿屋住まいです。描写不足で申し訳ありません。 彼らは王都を拠点にして、国からモンスター討伐の依頼を受けて各地に出向くので、基本的に旅の空なんですね。 依頼→旅→討伐→帰還→数日王都に滞在してまた依頼→旅……みたいなループです。 ドラゴン討伐の時も火竜山まで行って来いで1週間くらいかかりますので、持ち家が有ってもどうせ殆ど滞在しないし、家事なんかめんどくせえからいらねえよってのがラグナのスタンスです。王様がしぶちんなのは事実ですが…… >一種の賃貸契約のような状態 仰る通りです。というかずっと部屋を借りっぱにしてます。 掃除やら洗濯は宿の女将さんがやってくれてました。が、その辺の描写をするとまた文字数が長くなるのでカットした次第でございます。分かりづらいですかね?『アトリエ』シリーズをやった事がないのでゲームと詳細が違ってたらスイマセン。 >転移系の使い手は、総じて優秀な人物ですからね。 誰でもワープ使えると物語が破綻しますからね(オイ)。 まあ強いですねミスランは。ラグナとどっちが強いか決めてないくらい強いです。 バリバリの最強魔法使いのバトルシーンとか書きたくなったときに彼主役のエピソードが増えるでしょう。 >若干強引にも思えるのですが またまたお優しい。若干強引ではないです。めちゃ強引です(泣) だってこれ以上文字数増やしたらラグナが学校行くのどんどん遅くなっちゃう(泣) 展開の自然さと文字数のトレードオフになっちゃってますね。もっと私に実力があれば……! >エピソードタイトル的には「繋ぎの回」 >「学校へ行こう!」 おかげさまでしっくり来てなかったエピソードタイトル変更できました!ありがとうございます! >かくしてガンバーランド領内の〝魔法学園グリーンモア〟へ入学することを決めた二人 ここからが物語のスタートになるわけですが、ここまでにプロローグ+6話分を費やして良かったのかどうか……悩ましいところです。面白くなるのはこの後からなので。 嬉しくて長々とコメント書いてしまいました! 失礼しました! 本当に頂いたご感想は励みと参考になります! エピソードごとの感想どうもありがとうございました! まとめの方のコメントはまた後程おじゃまいたします。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。このコメントを読んでいるだけでも、ワクワクしてまいりますね。作者に送った手紙の返信をもらったときのような高揚感、いくつになっても嬉しいものです。まず「地の文」に関してなのですが、私は現状のままの方が「味」があって良いと感じております。極端な話、私は三人称が途中で一人称になろうが、あまり気にしないタイプですからね。わかりやすければ大丈夫ですし、作品ごとの個性があればなお良しです。第1話の凱旋の場面は「意気揚々と高笑いをしながら行進するラグナと、彼をおだてるセバスチャンを、住民たちが呆れた目で眺めている」といった具合に感じとれましたので、たとえば住民が拍手をしていたり歓声を上げるなどしていれば、台詞は現状でも問題ないかと思われますね。とはいえ、後のミスランの台詞などからラグナが自意識過剰なわけではなく、しっかりと人々からの信頼を集めていることは伝わるのですけどね。また、御作はコメディ要素が良い方向へ作用しておりますので、多少の強引な展開も問題にはならないかと存じます。主にラグナが入学を決めるシーンなどですね。私もガッツリと感想を書くわけでなければ、あえて触れない部分でもありました。さらに物語に整合性をつけようとするならば、せっかく「子供キャラ」のハチ王子が登場しているので、彼に「学校」の話題を出させるなどですね。やはり、子供といえば学校ですし。もちろんハチ王子は城内で教育を受けることになると思われますので、「王都の外にある学校というところに行ってみたい」と発言するなどでしょうか。これならガンバーランド領内に、学校があることを示すこともできますからね。いきなりセバスチャンの口から「学校」の話題が出てくる唐突感も薄れるのではないかと思われます。御作はラグナを筆頭に、個性豊かで好感度の高い登場人物が盛りだくさんですからね。いまのところはズッチーナも含めて、全員が大好きです。どんな時でも安心して楽しめる、非常に素晴らしい作品であると感じました。
幸崎さま、この度はご感想本当にありがとうございます!
貴重なお時間を割いてお読みいただき、感激しております。
本当に自分では何遍読み返しても気づけない点をご指摘いただき、蒙が啓かれた思いでございます。
ありがたく今後の参考にさせていただきます。
>本作は企画参加時点からタイトルが変更されておられますね。
タイトル変更のご報告を失念してしまい、大変失礼いたしました。
汗顔の至りでございます。申し訳ございませんでした。大反省!
◇プロローグ 決戦のレッドドラゴン!
構成をお褒めいただきありがとうございます。ホッとしました。
元々プロローグは無く、1話の凱旋シーンから物語が始まる構成だったのですが、早めにバトルを書かないといけないらしいとどこかで読みましたので急遽書き足した次第でございます。
〝剛剣サザンクロス〟のネーミングは我ながら気に入っております。
サザンクロスという雅な感じと剛剣という取り合わせがこう……好きなんです。
地の文固いですよね、できれば柔らかくしたいんですが手癖というか普通に書くとこんな感じになってしまいます。
ただまあプロローグは1話以降とテイストが違うので、吟遊詩人の語り風にお受け取りいただけたのであれば狙い通りですね(嘘です。吟遊詩人とは目からウロコでございました)
◇第一章 勇者ラグナ立志編 / 第1話 凱旋!勇者ラグナ・ロック!
>本作は固有名詞が非常に覚えやすい
ありがとうございます。入口のエピソードなのでこの点については気を付けてます。
せっかく読みに来てくれた方に余計な脳のリソース割かせるのは心苦しいので。
>セバスチャンは~~一部からの人気が高そうですね。
おかげさまでセバスチャンは読者の方からの評判がいいような感じがします。
ラグナが嫉妬してそうですが……( *´艸`)
>なにやら周囲が彼らへ向ける視線はあまり良いものではない様子
『あまり良いものではない様子』という印象を与えてしまったのであれば、私のミスでございます。これは冒頭の人々の話し声の部分でしょうか。
ラグナの頭があまりよろしくないことを印象付けようとした「馬鹿でもやるときゃ~」とかのセリフが良くなかったかも。この部分は書き直します。
気付きをありがとうございます。助かりました。
◇第2話 追放!勇者ラグナ・ロック!
>〝怪訝〟にもふりがな
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
なんでふりがな振ってなかったんだろう私……
◇第3話 何者⁉闇夜の訪問者!
スタートダッシュが重要なWEB小説において、このエピソードを1話分として独立させる事に葛藤はあったのですが、ラグナのボキャブラリーがアレなのでズッチーナのようにベラベラ喋るキャラを描きたくて書いてしまいました。
>王道の主人公
とお受け取りいただけたのならなりよりでございます。書いて良かったです。
◇第4話 結局追放!勇者ラグナ!
>このタイトルは「勇者が魔法教室を開く」わけではなく、「勇者が魔法教室に通わされる」といった意味なのかも~
確かにこのタイトルですと分かりづらいですね。すいません。
タイトル考えるの苦手なんですよね……
ただ意味的には前者・後者どちらで捉えていただいても大丈夫なようになっています。ラグナ・ロックという男は魔法学園の学生で収まるスケールの男ではありませんから。
>〝勘気〟という言葉は~
実は日本語的にはミスランのセリフはちょっと変なんですよね。
主君の怒りに触れて追放される理由が主君の怒りに触れたからだって言ってるようなものですので。
ただあの場を強引にでも上手く収めたかったというミスランの心情を表現したかったというのと、セリフの口調のリズムが気に入ってたのでこんな感じになりました。
◇第5話 勇者の決意と美貌の未亡人
>エピソードタイトルが落ち着きましたね。
実は元々は「別嬪!王妃マレーネ」っていうタイトルだったのですが、何を思ったか変更してました。
本当に自分でも何を思ってたのか不明でしたので早速元のスタイルに戻しました。
ご指摘ありがとうございます。助かりました。
>本作は情景描写が素晴らしいです
ありがとうございます。グヘヘ(*^^)v
>〝入城時に番兵に預けてあった剛剣サザンクロスを受け取る〟といった描写
丁度この前ネトフリで観てたドラマに似たようなシーンがありまして、そこから着想を得ました。ドラマ見といてよかった~。
>やはり「地の文」には感情がありますね。急に人格を持ったかのように、率先して説明を始めてくれました。
これは……どうしましょう、あまり意識してませんでした。
何か恥ずかしい……( *´艸`)
実は私にとって小説と言えば司馬遼太郎でございまして、あの人は作中に平気で顔を出すんですよね「余談であるが……」とか言って。
なのでこれが当たり前かと思ってたんですが、よく考えたら変というか、読んだ方が面食らうかもしれないですね。
どのような形になるか今は言い切れませんが、地の文のスタンスに関してちょっと考え直してみます。ご指摘ありがとうございました。
>この場面で重要なのは、美しき王妃〝マレーネ〟の登場
ラグナ目線だとこの時点では王国から理不尽としか言えない扱いを受けている訳ですが、それでも彼が王国を見限らないのはマレーネ(とハチ王子)の存在があるからですね。
6歳児の母である未亡人がこの作品のヒロインとして相応しいかは、作者の口からはちょっと申せませんが、ラグナがマレーネに対して憧憬に近い恋慕の情を抱いている事は確かです。特別年上が好きってわけじゃないんですが、それだけ魅力的な方だと思っていただければ……
女房役はセバスチャンなんですけどね。
でもご感想のおかげ様で5話の改善案が浮かんできました。
いい感じに書き直せそうです。ありがとうございます。
◇第6話 追放されたら入学しようぜ!
>宿に名前が付いているのも好みです。
私も好みです。あとネーミングでどんな感じの宿か想像できるので便利ですよね。
>ラグナは3年もの間、ずっと宿暮らしだったということでしょうか。
ラグナはずっと宿屋住まいです。描写不足で申し訳ありません。
彼らは王都を拠点にして、国からモンスター討伐の依頼を受けて各地に出向くので、基本的に旅の空なんですね。
依頼→旅→討伐→帰還→数日王都に滞在してまた依頼→旅……みたいなループです。
ドラゴン討伐の時も火竜山まで行って来いで1週間くらいかかりますので、持ち家が有ってもどうせ殆ど滞在しないし、家事なんかめんどくせえからいらねえよってのがラグナのスタンスです。王様がしぶちんなのは事実ですが……
>一種の賃貸契約のような状態
仰る通りです。というかずっと部屋を借りっぱにしてます。
掃除やら洗濯は宿の女将さんがやってくれてました。が、その辺の描写をするとまた文字数が長くなるのでカットした次第でございます。分かりづらいですかね?
『アトリエ』シリーズをやった事がないのでゲームと詳細が違ってたらスイマセン。
>転移系の使い手は、総じて優秀な人物ですからね。
誰でもワープ使えると物語が破綻しますからね(オイ)。
まあ強いですねミスランは。ラグナとどっちが強いか決めてないくらい強いです。
バリバリの最強魔法使いのバトルシーンとか書きたくなったときに彼主役のエピソードが増えるでしょう。
>若干強引にも思えるのですが
またまたお優しい。若干強引ではないです。めちゃ強引です(泣)
だってこれ以上文字数増やしたらラグナが学校行くのどんどん遅くなっちゃう(泣)
展開の自然さと文字数のトレードオフになっちゃってますね。もっと私に実力があれば……!
>エピソードタイトル的には「繋ぎの回」
>「学校へ行こう!」
おかげさまでしっくり来てなかったエピソードタイトル変更できました!ありがとうございます!
>かくしてガンバーランド領内の〝魔法学園グリーンモア〟へ入学することを決めた二人
ここからが物語のスタートになるわけですが、ここまでにプロローグ+6話分を費やして良かったのかどうか……悩ましいところです。面白くなるのはこの後からなので。
嬉しくて長々とコメント書いてしまいました!
失礼しました!
本当に頂いたご感想は励みと参考になります!
エピソードごとの感想どうもありがとうございました!
まとめの方のコメントはまた後程おじゃまいたします。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。
このコメントを読んでいるだけでも、ワクワクしてまいりますね。作者に送った手紙の返信をもらったときのような高揚感、いくつになっても嬉しいものです。
まず「地の文」に関してなのですが、私は現状のままの方が「味」があって良いと感じております。極端な話、私は三人称が途中で一人称になろうが、あまり気にしないタイプですからね。わかりやすければ大丈夫ですし、作品ごとの個性があればなお良しです。
第1話の凱旋の場面は「意気揚々と高笑いをしながら行進するラグナと、彼をおだてるセバスチャンを、住民たちが呆れた目で眺めている」といった具合に感じとれましたので、たとえば住民が拍手をしていたり歓声を上げるなどしていれば、台詞は現状でも問題ないかと思われますね。
とはいえ、後のミスランの台詞などからラグナが自意識過剰なわけではなく、しっかりと人々からの信頼を集めていることは伝わるのですけどね。
また、御作はコメディ要素が良い方向へ作用しておりますので、多少の強引な展開も問題にはならないかと存じます。主にラグナが入学を決めるシーンなどですね。私もガッツリと感想を書くわけでなければ、あえて触れない部分でもありました。
さらに物語に整合性をつけようとするならば、せっかく「子供キャラ」のハチ王子が登場しているので、彼に「学校」の話題を出させるなどですね。やはり、子供といえば学校ですし。もちろんハチ王子は城内で教育を受けることになると思われますので、「王都の外にある学校というところに行ってみたい」と発言するなどでしょうか。
これならガンバーランド領内に、学校があることを示すこともできますからね。いきなりセバスチャンの口から「学校」の話題が出てくる唐突感も薄れるのではないかと思われます。
御作はラグナを筆頭に、個性豊かで好感度の高い登場人物が盛りだくさんですからね。いまのところはズッチーナも含めて、全員が大好きです。どんな時でも安心して楽しめる、非常に素晴らしい作品であると感じました。