第5話 オトネ

リオナが「オトネ?」と名前を呼ぶと、オトネは、食事中に寝ていた。

オトネは「ふぇ?どうしたの?」と顔中、ご飯粒をつけていた。

リオナが「オトネったら、顔にご飯粒つけて」とオトネの顔を水で洗ったタオルで拭いた。

リオナが「これで綺麗になったわね?」と嬉しそうにしていた。

オトネは「ありがとう、お母さん」とキョトンとした顔をしていた。

リオンが「オットネ〜。学校行こう」と家の外から大きな声が聞こえた。

リオンが「オトネの家は広くて大きいね?私の家なんか此処より少し小さいよ」とリオンが話し掛けた。

オトネは「行ってきまーす」と普通に家を出て行った。

リオンは「オトネちゃんって友達居るの?」とオトネに尋ねた。

オトネは黙って下を向いて走って行ってしまった。

オトネは「何で、あの子にそんな事を教えなきゃ行けないのよ」と心の中で感じていた。

リオンは「あの子一体何だったの?もしかして私嫌われちゃったのかな?」と少しガッカリしていた。

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