第2話 まだ見ぬ君

ユウキは「お疲れ様でした」と先生や生徒に声を掛けた。

周りの女子生徒が、もう1人の女子を引き連れてユウキの元にやって来て「あの、ユウキ君、この子今日から部活に入るみたいなの。何か分からなかったら教えてあげて」と紹介された。

その子から「私は、リオナと言います。よろしくお願いします」とお辞儀をしていた。

ユウキは「あぁ、この子俺の夢に出てきた子だ。同じ声をして居る」とリオナの事を気になっていた。

ユウキは「あぁ、そうなんだ。こちらこそ、よろしくお願いします」と照れ臭そうにしていた。

リオナが「私、ギターが初めてなんです。弾いた事がなくて、どうやってギターって抑えるんですか?」とユウキに質問をした。

ユウキが「この音階は、この指を抑えて弾くんだよ?良い?」とリオナにギターの指の抑え方を1から教えた。

リオナは「お、あっ、ごめんなさい。ちんぷんかんぷんでよく分からないところもあるけど、少しずつ憶えて行こうと思います」とユウキに深々とお辞儀をした。

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