第3話 届いて
女神様が「ケント君。願いは一つだけよ」と声を掛けた。
ケントは「でも、僕は人間の心を知って、人間の男の子になりたい」と願いを女神様に伝えた。
女神様が「仕方ありませんね?ケント君がずっと人間でいられるようになるには、聖なるキス(好きな人とのキス)をしなさい。そうすれば、ずっとケント君は人間の姿でいられます」と女神様にケントは忠告を受けた。
そうしてケントは、今の素直な気持ちをナオに伝える事に決めた。
ある日、ケントはお店の外で窓ガラスを拭いていた。
ナオが「あれ?前に居た男の子の姿が無いね?確か名前はケント君だったような気がしたんだけど」とケントに疑問を打ち明けた。
ケントは「は、それは、僕がケントです」と指を差して、ナオに話し掛けた。
ナオが「え?そうなの?全然気づかなかった」と驚きを隠せなかった。
ケントが「それより、今日話があるんだけど、この後良いかな?」とナオに声を掛けた。
ナオは「何?今日は別に何も用は無いし、ゆっくり話は出来るけど」とケントに返事を返した。
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