第15話
いつもの道を通って、私の家まで送り届けてくれた雪斗くん。
ー寒いから早く入ってー
こんなときにまで優しい言葉をかけてくれる雪斗くん。
涙を堪える自信がなくて、さよなら!と走りながら言った。
私は、雪斗くんとの関係を終わりにした。
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