第14話
雪斗くんは、私がやっとやっと始めて口にした愛の言葉に優しく微笑んた。
つられるように笑った私を見つめて、見つめて…
大きな手で髪を撫でられる。
ああ、もう…
なんてあったかくて幸せなの
こんな幸せ感じていいのかな?
雪斗くんが何度も優しく髪を撫でるから、目を閉じてうっとりしてしまう。
いま、私は、
大好きな雪斗くんに
ぎゅーぎゅーと抱きしめられていて、
たくさんの本物のキスをもらって、
大きな手で優しく優しく髪を撫でられている
そして、
ー莉月、好きだよ。ー
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