風に舞うしろなご

星咲 紗和(ほしざき さわ)

風に揺れる城の兜

白鷺の羽が舞う空に

しなやかな体が踊るように

金とピンクの光が走る


キツネの知恵とアナゴの柔らかさ

しなやかな流れに包まれて

彼は静かに、そして大胆に

姫路の石垣を守る者


時に笑い、時に挑み

兜の重さにふらついても

その目に映るのは平和な未来

城を守る、誇り高きしろなご


夜の静寂に舞い降りて

金の瞳が夜明けを見つめる

彼の存在は、風に乗り

すべての命を優しく包む

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

風に舞うしろなご 星咲 紗和(ほしざき さわ) @bosanezaki92

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ