第30話ゆず
ゆずは夏の頃は、緑の実で、柚子胡椒の元となりますね。
今のゆずは旬で黄色になってます。
ゆずを削ったり、皮を細かく刻んで料理の仕上げに乗せたりと大活躍します。
かんきつ類は、だいだいがありますね。
だいだいは、夏場は緑で秋以降は黄色になります。
しかし、みかんやゆずは黄色になっても、収穫しないと、熟して落下してしまいます。
でも、だいだいは一度黄色になっても収穫しなくても、実は落ちません。
また、春以降、緑になります。
だから、先祖代々の意味を込めて、だいだいなのです。
大体、鏡もちの上に乗せるかんきつ類は、本来はみかんでは無く、だいだいなのです。
ウラジロも良く山に取りに行きましたが、都会じゃ、年末しか見ないですね。
あ、そうそう、ゆずでした。
ゆずの身をくり抜いて、柚子釜に納豆を入れたりすると美味しいですね。
ちなみに、何度も描きましたが、納豆は、
「15回目の糸」
と、行って納豆は15回かき回すのが良いと言う説と、かの食通、北大路魯山人は424回混ぜるのが良いと言ってますが、お好みで。
もちろん醤油は混ぜた後。
お吸い物にゆずが入ると、ワンランク上がりますね。
ゆずでした。
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