第23話うなぎ

うなぎの旬は7月と言っても良い。土用の丑の日はうなぎだから。


だが、この時期のうなぎは殆ど養殖モノ。


天然のうなぎは10月〜12月がエサの食いつきも良くて美味しい。

良く、川の岩場にうなぎ針に小魚を付けて、仕掛けておくと、翌朝うなぎが釣れている。


天然のうなぎは肉食なので、脂が乗り腹が黄色い。

蒲焼きにすると、炭火にぼたぼたと脂が落ちて炎があがる。


僕はまな板に釘で鰻の頭を固定してから、背開きにした。

これは、中学生の頃からの手順なので、今も身体が覚えているはず。


また、筒切りにして、煮て食べても美味しい。

つい先日、うな重を食べた。名古屋はひつまぶしにするが、あれは嫌いだ。

うな重じゃなきゃ。

うなぎの本当の旬は今の時期。

良ければ是非、天然うなぎを釣って食べてみて下さい。


養殖と全く違いますから。身がふっくらしてます。

店で天然うなぎは、目が飛び出るほどお高いんでしょうなぁ〜。

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