第24話いくら

いくらは秋鮭の卵。「いくら」の意味はロシア語の「小さなつぶつぶ」と言う意味らしいが、信用していいのやら。

筋子も好きだが、筋子は鮭の未成熟卵巣である。


タピオカで代用したり、いくらのありがたみが改めて分かるこの時期。


寿司屋に行き、いくらは余り注文しない。

いくらは、渓流釣りのエサにもなるが、あれは釣り用。

人工いくらかも知れない。


あの寿司屋のいくらの軍艦から、こぼれている姿を見ると食べたくなるが、魚卵ばっかり食べて痛風になりかけたので、今は我慢している。

本当はいくら好きなんだよ〜。


もうこの時期を過ぎたら秋鮭も終わり。


産まれた川に戻り、産卵して後は力尽きる鮭。

その鮭は動物のエサや、川の養分になる。


久しぶりに、いくら食べよっかな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る