第五話 脱出
トワ少佐率いるガナン軍部隊が大破した戦艦を曳航していくと、シンシティは即座にゴシキたちへと命令を下しました。
「すぐに戻って。『白麟』をなるべく早く出港させないとならない。そのためにも貴女達にやってもらいたいことがあります」
了解、と返しゴシキはヴェルバティを基地へと向けました。ヴェルターレットも同様に動き出したのを確認しつつ。
基地に戻ったゴシキたちが、機体をドック内に入れようとするより早く、シンシティから次の命令が届きました。
「『白麟』が外に出られるよう、大破した他のフネを破棄する必要があります。そこから最も近い『白鼠』から順に、ドックの外へ曳行してください。キ博士をはじめ、数名がすでに『白鼠』に取り付いて曳行の準備を進めてくれています。以降は博士の指示に従ってください。なお、生存者の捜索を打ち切り、脱出へと移行するものとします」
捜索打ち切りという言葉に、若干の強い語気がありました。モニター越しに見るシンシティの顔も、強くしかめられています。
シンシティとしても本来は何時間かけてでも生存者を捜索したいところでしょう。しかし既に最初の襲撃から一時間以上経っておりこれ以上生存者がいる確率は極めて低い上、敵が近い位置にいる以上留まっているのは危険に過ぎます。彼女の苦渋を感じ取り、ゴシキは努めて明るい声で返しました。
「思わぬところでモビルユンボ操縦の腕前を披露することになりましたね、シンシティさん!」
『ええ、期待しているわ』
モニター越しにもシンシティがかすかに微笑んだのが分かりました。やはり美人は苦悩してけんのある顔をしているよりは、こうして笑みを浮かべている方がいいよねとそんなことを思うゴシキなのでした。
ヴェルバティとヴェルターレットの二機がゆっくりと速度を合わせてドック外へと動き出すと、曳航索がピンと張って大破した艦が動き出しました。
曳航索に異常がないことを確認し、ナナヤ博士が声を上げます。
「よーし、そのままそのまま。速度を維持して真っ直ぐに」
「はい!」
ゴシキとフェイイェンが同時に返事します。なお、ハイアーテは念の為一人ドック外に出て、軍用望遠鏡で警戒中です。
さほどせずに外に出てきたヴェルバティらは、博士の指示通りに進路を変えると、博士たちが即座に艦側の曳航索を外します。すると慣性で基地の裏側に向かって流れていくのでした。
「いいぞ、ドックに戻るんだ」
作業していた全員が外した曳航索に取り付いたのを確認してから、博士が再度指示を飛ばします。
「はい!」
こちらも返事して、曳航索のみんなが振り落とされないよう注意をはらいながら、モビルコフィンの機首をドックへと向けるゴシキたちでした。
そんな作業を数回。始まってから数十分ほど経ったでしょうか。オペレーター席に腰を下ろしたオ上等兵が報告の声を上げました。
「捜索に出ていた全員を収容したとのことです」
シンシティは頷きました。続いてヴェルバティに乗るゴシキに問いかけます。
「ゴシキ、どう?」
主語を省いた質問でしたが、何を聞かれたのか既に理解しているゴシキは、先ほどトワ少佐の部隊が引き上げていった方を見やりながら「やはりいますね」と答えました。
「宇宙迷彩のフーが一機。明らかにこちらを見張っていますよ」
「でしょうね」
肉眼でガナンの艦隊を見つけ、回り込もうとする戦艦にも気付いたゴシキに、シンシティはあらかじめこちらを見張るフーがいないか確認させていたのです。自分が相手の指揮官ならそうするだろうと踏んでのことでしたが、案の定というところでした。
「よし、作戦通りにいくわよ」
顔の前で軽く手を組みながらシンシティが上げた声に、ゴシキたち全員が「はい!」と返事しました。
────────────────
コフィンスーツ姿のトワ少佐は、バイザーを下ろして気密性を高めたヘルメット内で、誰でも分かるほど大きなため息をつきました。
「これは、生存の望み薄ですね」
トワ少佐が今いるのは、空母バアルに横付けするように曳航してきた戦艦ク・ホリンのブリッジ内部です。
ガナンの軍艦は、乗員の安全確保の観点から機能の大半を装甲で覆われた艦内に集約しています。このあたりが肉眼で外部を見ることにこだわって、地球時代の艦船同様に外に突き出たブリッジを設けていることの多い昏陽軍艦船との大きな違いでした。なお、白麟はガナン同様の艦体内部方式です。
外部装甲の各所にカメラを設置し、ブリッジ周りのモニターに表示する方式です。この考え方が浸透していたからこそ、フーのコクピットも機内に収納される方式となり、パイロットの生残性に寄与しているのです。
しかしトワ少佐の眼前の惨状はどうしたことでしょうか。明らかに外部装甲からブリッジを貫通して反対側の装甲近くまで空隙が生じています。少なくともトワ少佐の知る限りここまで出来るオプションはフーに用意されていません。それこそ戦艦の砲撃並みと言っていいでしょう。
「これは認めないといけないようですね。昏陽はガナンの技術力を上回ったと」
それからおもむろに左手首部分のコンソールを操作し、通信を繋ぎます。
「オワ少将閣下。報告します」
すると、バイザー内部のモニターに表示されたのは、トワ少佐の上司であるサチ・オワ少将のふくれ顔でした。
「他人行儀はよして頂戴。今はプライベートルームにいるのだから、いつも通りに話していいのよ」
「──ここは軍隊で、私たちは一応上司と部下という関係なのですけどね?」
「いいじゃない、私達は学生時代からの友人で、同志──でしょう?」
少将の声に、トワ少佐は小さく笑みを浮かべながら、先ほどとは違って軽い感じのため息を付きつつ答えました。
「仰せのままに、サチ。ざっと見て回ったけど、ほぼ確実にムッターチ中佐殿は戦死召されたわね。にわかには信じがたいけど、敵の攻撃がブリッジを貫通している。艦が爆散しなかったのはひとえにメインエンジンを直撃されなかったのと、エンジン周りで生き延びた兵たちがダメージコントロールに努めていたからよ」
「メインエンジンを直撃しなかった? 偶然だと思う?」
「私としてはいささか衝撃的な想像だけど、敵パイロットはわざとメインエンジンを外したんじゃないかと思う。ク・ホリンが漂っていたのは基地に比較的近い宙域だった。もし爆発していたら、爆発そのものには巻き込まれずとも飛散した部品が基地を直撃して危険だったと思う。それを避け、かつ攻撃を停止させる最適の攻撃がなされた。そのように見えるわ」
「だとすると恐るべしね、そのパイロットは。貴女がその敵と当たって、勝てると思う?」
一瞬トワ少佐は考え込みましたが「分からないね」とすぐに返しました。
「なにしろ、モビルコフィン同士の戦闘そのものが未知数だからね。ヴェルターレットはモビルコフィンと呼ぶにはいささか不適切だし。フー同士なら機体特性をよく知ってるから十分勝負になると思うけど、流石に新型はね」
「それはそうね。では調査は打ち切りとしましょう。そろそろ敵基地の方にも動きがある頃でしょうし」
周囲で調査を続ける部下たちに艦に戻るよと告げてトワ少佐はきびすを返しまし、破孔から飛び出していくのでした。
間もなくしてバアルのブリッジに戻ったトワ少佐を待っていたのは、珍しくうろたえている様子のオワ少将でした。
「どうしたのですか?」
何事ならんと訊ねたトワ少佐に、オワ少将は「一杯食わされたかもしれない」と告げました。
「偵察仕様のフーを派遣して、基地の動きを探らせていたの。ドックの奥に動ける艦があったらしく、その艦を外に出すためにドックを塞いでいる大破した艦を曳航して基地外に破棄している様子が観測されたわ。──おそらくだけど、破損した艦を装って、曳航される体で無事な艦を外に出し、基地の裏の方に破棄するふりをした。その後モビルコフィンがそれまで通りに作業を続行したから気づけなかったみたい。そのモビルコフィンも基地に入ったきり姿を見せないのよ」
「──なるほど」
トワ少佐も敵が使ったからくりに気付いて苦笑しました。
「ク・ホリンの砲撃で開いた破孔から出て母艦と合流、そのまま基地を盾に逃げましたか」
とすると、今から追っても簡単には追いつけませんねと彼女は続けました。
「まあ、こちらはこちらでムッターチ中佐の捜索をしていたという事情もありましたが」
「いずれにせよ、ムッターチ中将への報告はさらに面倒なことになりそうね」
「それともう一つ」
トワ少佐の声に、オワ少将は何かしらと首を傾げました。
「先ほど敵の新型機のパイロットが脅威になるのではないかという話をしましたが、一つ訂正しないと。おそらくですが、基地の生き残りを指揮している指揮官か、軍師的な役割をしている人物か、どちらにせよこの人物もまた、ガナン軍の脅威になりそうですね」
────────────────
ガナン軍の二人に脅威と認定されたとも知らず、シンシティは遠くなりつつあるゼノドゥーエの映像を見ながら大きく息をつきました。同時に索敵を担当するアイン・ヴァンダーファルケ曹長が報告します。
「敵艦隊は基地に向かって動き始めたようです」
「了解。引き続き警戒は怠らないように。ヴァンダーファルケ曹長も無理はせずに、一時間おきに交代するように。幸い、索敵できる人間は複数生き残ってくれたから」
「はい!」
現在、白麟はなんと大胆なことに、ガナン艦隊のすぐ後ろにいました。シンシティは艦隊の姿が見えないのは星の地平線の影になっているからだと推測し、モビルコフィンの曳航によって破棄される破損艦を装って脱出した後、基地を回ってゴシキたちを回収し、自分たちも星の地平線の影になるよう大きく迂回。敵艦隊の背後に周ってから第弐螢惑方面へと舵を切ったのです。
この読みは当たり、オワ少将もトワ少佐も、まさか自分たちの背後にいるとは思いもせず、基地周辺の捜索を始めていました。気づかれないうちに距離を稼げれば戦果としては上々でしょう。
「2、3日のこととはいえ、警戒しながらだから長い航海になるわ。各自休息を取り、備えるように。ユキカ・タンヤン学生、ヒビキ・ヴェルヌイ学生、二人にはちょっと頑張ってもらわないといけないけれど」
全艦に通達しつつ、振り返ってほぼ同年代の少女二人に声をかけます。二人はディオス・カルディア見学の際に同行していた学生で、主計科でした。主計とは、艦内のあらゆる生活一般を担当する職種です。すなわち炊事掃除洗濯といった。
艦内の人員が快適に過ごせるかどうかは、ひとえに主計科の手腕によるところが大きいと言えます。場合によっては艦長すら主計長に逆らえないというヒエラルキーが成立することすらあるのです。主計長がへそを曲げるということはすなわち、艦長すら食事のグレードを下げられることに直結するのですから当然とも言えるでしょう。
しかし、今回の襲撃によって艦隊所属の主計科の軍人が全滅したのは大きな痛手でした。そのため、学生とはいえ主計科の人間が二人いるのは僥倖でした。その分二人の責任は重いのですが。
「了解ですっ。食事に関しては私にお任せくださいっ」
「了解。掃除や洗濯については僕におまかせを。未だ浅学非才の身なれど、皆が快適に過ごし、いざという時実力を発揮できるよう、お支えします」
炊事担当のユキカ、掃除洗濯担当のヒビキはさっと敬礼して答えました。
頼みますと応え、シンシティは続いてヴァンダーファルケ曹長に向き直ります。
「ヴァンダーファルケ曹長は、通信、索敵の先任としてオ上等兵、サイウン上等兵の両名を指導してください。ローテーションについては任せます」
「イエス、マム。最善を尽くしましょう」
敬礼し、応えるアインに頼みましたと重ねて告げ、シンシティはちょうど入ってきたところであったゴシキたちにも声をかけます。
「ゴシキたちもお疲れさまでした。今はまず体を休めてください。休養も仕事のうちだと思うように」
「はい!」
最後に、報告のためにブリッジに来ていたコンフォート軍医に報告を促します。
「現在、当艦に収容された負傷者は総勢四十九名。うち重症者はバール艦長を含め十三名です。簡単なものですが手術できましたので、当面は命の危機にある方はおられません。しかしながら、なるべく早く医療機関に引き渡すべきかと思います」
「この艦の設備ではこれ以上の治療は不可能というわけですね?」
「はい。第弐螢惑の救命センターに受け入れ要請を今のうちにしておいたほうが良いかと思います」
「分かりました。できれば負傷者のリストも作成しておいて。ヴァンダーファルケ曹長、当艦の量子通信設備は使える?」
シンシティに問われ、アインは申し訳ありませんと軽く頭を下げました。
「襲撃の際に他の艦と衝突したことで電気系統に障害が生じており、その修復に追われておりまして、量子通信設備まではまだ手が回っていないというのが現状です。電気系統の復旧そのものは済んでおりますので、量子通信設備の確認には十五分ほどください」
「分かりました。手が必要であればリュー兄弟をはじめ学生を使っても構いません。アカシ伍長、航行システムの具合はどうか?」
続いてシンシティに問われ、手元のタブレット画面を見ながら伍長が答えます。
「全システムの八十パーセントの確認が済んでおります。その限りでは問題は見受けられませんが、全速力は控えたほうか良いかと。残り二十パーセントの確認が済めば、どこまで速度が出せるかの見極めもつくかと思います。問題は対空監視システムの方です」
「何かありましたか?」
「はい。全天周監視モニタのカメラの一部に破損が。レンズを交換すれば復旧可能ですが、基地から持ち出した部品の中に同一規格のレンズがないかまだ確認が済んでおりません」
「なるほど」
見上げてみると、確かに天頂部のモニタの一部が表示されずに黒くなっています。
艦の耳目となる対空システムが復旧できないとなると、敵がどこにいるかわからないところを目隠しした状態で移動するようなものです。
「早急に確認してください。復旧できないとなった場合、代替システムとして使えそうなものはないかの提案もできればお願いします」
「心得ました」
一通り指示を出し終えると、シンシティは館内放送で改めて号令するのでした。
「これより本艦は第弐螢惑に進路をとります。総員、一人の欠けもなく到着することを目指し、奮起ください!」
────────────────
シンシティが号令を下し、白麟が第弐螢惑へと進路を定めて速度を上げた頃、ガナンの艦隊ではオワ少将とトワ少佐が量子通信の最中でした。
『何事だ。私は我が息子が手柄を挙げた報告に祝杯を挙げるべく待っていたのだが』
画面に映るのは、ムッターチ中佐を倍くらい老けさせて、横幅を更に倍加させたかのような様相の男性でした。細い口ひげをしごきながら不満そうに告げる彼に、オワ少将は敬礼しながら「残念なことをお伝えせねばなりません」と切り出しました。
「ムッターチ中佐殿におかれましては、旺盛なる敢闘精神を発揮され、私たちすら置いてけぼりにするほどの勢いで敵基地に突入、戦死されました」
『何ッ!?』
全身の贅肉をブヨヨンと波打たせながら、画面の男は瞠目し、信じられないというように口をわななかせます。
「昏陽は新型モビルコフィンを完成させていたようです。中佐殿の命により我らにその情報をもたらすべく離脱した者の証言によれば、敵はたった一機で七機のフーをたちどころに撃墜したとのこと。また、中佐の艦隊はそれとはまた別の重攻撃型のモビルコフィンの攻撃により全滅したようです」
生き延びたフーのパイロットがムッターチ中佐の命を受けて離脱したなどという事実はありませんが、彼らが中佐の命で出撃したのは事実ですから完全な嘘というわけでもありません。これは彼らが逃げたと画面の男が判断して処刑するなどといったふざけた事を言い出さないようにするために、オワ少将とトワ少佐とで話し合って決めたことでした。
果たして二人の目論見はうまくいき、画面の男は生存者の処遇については何も言いませんでした。
「急を聞いて駆けつけましたが、戦闘は既に終わっておりました。基地の調査も行いましたが、既にもぬけの殻でした。おそらくは第弐螢惑へと向かったものと思われます」
一通り報告を終え、手を下ろすオワ少将に、男は告げました。
『追え。どこまでも追い詰め、我が愛息を殺した報いを受けさせるのだ。新型だと? 関係ない。殺すのだ。必ずだ!』
「差し出がましい発言をお許しください」
このままでは、自分たちだけでどういったコースを取るかも分からない相手を延々追う羽目になりそうだと感じ、トワ少佐が声を上げました。
「偵察部隊をいくつかお貸し願えますでしょうか。ここから第弐螢惑の間のルート候補を算出しますので、それぞれを監視してもらえれば」
『チッ、役に立たんな』
男は苛立たしげに舌打ちすると、
『もういい。そのルート候補は寄越せ。カラリッパの艦隊をそこに配置してわが愛息の仇を討たせる。貴様らは手柄が欲しければ追いついて攻撃に参加するのだな』
「お待ちを! カラリッパ大佐の艦隊は、第弐螢惑攻略のために編成されたのでは!? ここは当初の予定通り第弐螢惑攻略に専念してもらうべきかと愚考します! 今のうちに陥落せしめれば、敵も第弐螢惑で補給できないとわかり戦意を削げますし、場合によってはそのまま降伏させるところまで持っていけるかと!」
敵の新型の情報も手に入る事を考えて進言するトワでしたが、男はにべもなく却下するのでした。
『必要ない。わが愛息の恨みを晴らすことこそ急務である。返す刃で第弐螢惑を落とせば済むことだ』
言うだけ言うと男はさっさと通信を切ってしまいました。ブラックアウトした画面をしばし呆然と見ていたトワとオワでしたが、ややあってどちらともなく盛大なため息をつきました。
「何であんなのが昏陽攻略艦隊の総司令官なのかしら」
「オワ少将閣下、それ以上はいけません。同感ではありますが。今は態勢を整え、急ぎ第弐螢惑へと向かうべきでしょう」
そう、モニターの男はムッターチ中佐の父親であると同時に、ガナン軍昏陽攻略艦隊の総司令官であるヤァレン・ムッターチ中将その人でした。軍でも上位の将官と学生時代から懇意にしていて、その人脈に物言わせて地位を得たと噂されます。
色々と面倒なことになったと思いつつ、早急に敵のルート予測を算出するよう命ずるオワ少将なのでした。
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