タイトル[異世界の生物とは?異世界とは?]

絶望を超越するもの

タイトル[異世界の生物とは?異世界とは?]

二人の男と女は王城の一室で勉強をしていた。


「次に魔物についてのご説明をしますね勇者様」


「はい」


「まずこれがゴブリンと言って


「少し聞いても構わないでしょうか?」


「はいなんでしょうか?」


「この私が知っているゴブリンというよりも

それはチンパンジーと言ったものに近いのですが

これは翻訳魔法の誤訳か何かなんでしょうか?」


「そうですね、それはこのゴブリンは貴方の世界の

ゴブリンとチンパンジーが合体した存在と認識してください」


「それって強く無いですか?」


「この世界の基準では弱いほうです」


「そうなのですか?」


「はい、そうなのです、そして話を続けますね」




◇◇◇




「何なんですこの世界は?

エルフとゴリラが合体しているし

ドラゴンとコモドドラゴンが合体しているし

オークとイノシシは合体しているし

オーガとカルノタウルスは合体しているし

トロールと熊は合体しているし

ミノタウロスと牛は合体しているし

エンシェントドラゴンとワニは合体しているし

シャチと人魚は合体しているし

ベヒーモスとカバは合体しているし

半魚人とシャコは合体しているし

ウロボロスとゾウは合体しているし

ハーピィとオウギワシは合体しているし

ベルゼブブと蜂は合体しているし

シードラゴンとサメは合体しているし

ケンタウロスと馬の合体という意味不明の存在がいるし

この異世界は現代の未来の世界的なアレなんじゃ無いですか?」


「前にもそのような事をおっしゃる人は

いましたがここと勇者様の世界は別の世界ですよ?」


「この世界とこの俺が前いた世界の

時間の流れはどのくらい違うんでしたっけ?」


「それはここでの千年があっちでは一日ぐらいですかね?」


「この世界って誕生したのがいつ何ですか?」


「さあ……わかりかねますね?」


「こんな感じの話で勇者にわかりそうな話を

他の勇者が何か言ったりしてしていませんでしたか?」


「確か五代前の勇者様はこの世界を

十三次元目の世界であるとか言っていたようですよ?」


「はぁ?もう訳がわからないな、一体この世界は何なんだ?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

タイトル[異世界の生物とは?異世界とは?] 絶望を超越するもの @qwertyuiop10025252

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ