第26話

行ってくる、と行って出ていった輝夜と遥斗さんを見送る。


「お風呂湧いてるよ?」


「2人先入っていいよ」


テレビゲームに夢中でこっちを見ていない2人に話しかける。


「レディより先に入るのはねぇ?」


「レディって…じゃあお言葉に甘えて」


ゲームやりたいだけでしょう、と言いたかったけど、アイツらの感触をいち早く消し去りたかったから先に入らせてもらうことにした。


服を脱いでお風呂場に入る。


今日はドレスなんて着たからさすがに肩が凝った。

重いし動きにくいし。

たまったもんじゃない。


屋敷に来る前に着替えたジーンズとトレーナーはゴミ箱の中へ投げ捨てた。

アイツらに犯されたときの服なんて二度と着たくない。

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