第20話

組長が人差し指をクイッと曲げると、それが合図だと言うように私の背後に立った幹部達。


「ただじゃすまねぇぞ」


ギラギラと目を光らす組長。


「…」


幹部達に腕を引かれて、私は組長の元を後にした。



幹部達に連れられてきた場所は"椿の間"


この部屋はいわば、幹部達の性処理室。


その相手は


「では、今夜も頼みますよ?お嬢」


私────

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