第37話
「─……女性が貰って嬉しいプレゼントって…なんですか?」
小山内秘書に背を向けて帰宅しようとした時、そんな質問が飛んできて足を止める
───え、私に聞いてる?
「実はもうすぐ…妻の誕生日で、」
『……小山内秘書って、ご結婚されてたんですか?!』
「………それは、僕に妻がいると何か都合が悪いという意味ですか?それとも単に、僕みたいな人間に妻がいるなんておかしい…っという意味でしょうか?」
ほらね、こういうところが苦手。○ちゃんねるの創設者ですか?と問いたくなるような返しを毎回してくるので…凄く絡みずらい
『いや…すみません、深い意味はないです』
なぜ謝らないといけないのか不明だが、穏便にすませようととりあえず謝罪しておく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます