第19話
しかし─…そんなことを海吏サマが見逃してくれるハズもなく、、
「あぁ…なに、お前まだ余計なこと考える余裕残ってた訳ね…せっかく優しく抱いてやろーと思ってたのに。芹菜ちゃんはほんとに、インランだなぁ…俺を怒らせて煽ってるわけだ?」
『──んんっ、かいちゃっ?!』
なんの前触れもなく、私の身体のナカに海吏が入ってきて身体が飛び跳ねる
「なにもシてなくてもすんなり俺を受け入れるなんてさぁ、ほんとやらシー身体してんね。芹菜はっ…」
どこを突けば私が感じるか…なんて把握済みの海吏サマに、もはや私が抵抗を見せたところで辞めてくれないなんて分かっている
それにっ…辞めるなんて選択肢はナイ
『んぁっ…かいっ…り、』
「んー?きもひーって?」
『いやっ、ソコで…しゃべらないで、』
私のブラを押し上げて
「イヤだ…─ってさぁ、芹のソレは"もっと"って意味だもんなぁ?俺にヤなことされて喜んで感じてる、変態だもんなぁ芹は。」
『うぅっ…いっ…ヤダって、』
「ヤ…じゃないっ、だってホラ…芹のナカっ、俺のこと咥えて離してくれねぇじゃんっ…」
不意に、突き上げるように動かされていた動作が止んで…─海吏が私の様子を伺っている
「─…ヤ、なんだろ?望み通り、止めてやったけど?なんでそんな不満そうなの、おまえ、」
あくまでも、私に言わせようとする意地悪な旦那サマ。生理的な涙が溢れてきてそっと頬を伝う
ペロリ…っと、私の頬を舐め上げた海吏が怪しく笑みを浮かべる
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