第20話

「──…合格、綺麗に泣けたね芹菜。せっかく気持ちよかったのに、途中で焦らされて…辛かったね。なぁ…もっと見せてよ芹の泣き顔。お前の泣き顔の破壊力、ヤバいわ。あー…秒でイキそう。」





どうやら合格点を貰えたらしい。その後は海吏サマからのガン突きが始まり、快楽の波に飲まれる





─…あぁ、幸せって、思える瞬間。





私のナカに海吏が居て、他の誰にも邪魔されない、二人だけの空間。大好きな海吏が私のことを求めて何度も何度も触れてくれる。





「せりっ、余計なこと…考えてる?」





何でもお見通しの彼に、適うはずなんてない。





あぁ…このまま時間が止まればいいのに。









「じゃあ、次はコレ付けようか?」

『っえ…いま、イッたばっかり、』

「"束縛ごっこ"は今からだろ?」

『ちょっと、休憩してからっ、』

「ダーメ、お仕置きはこれから。」

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