タイトル[俺は仲間が嫌いだ]

絶望を超越するもの

タイトル[俺は仲間が嫌いだ]

俺たち2人の男はいつものように

学校の空き部屋で昼飯を食いながら話をしていた。 


「俺は仲間が嫌いだ」


「それは何故だい?」


「ない方が作品が面白いが面白いことが多すぎる」


「そうなのか?」


「そうなんだ、作品としては面白いんだけれど

仲間を上手く扱えてなくて作品の面白さが下がっていたり

純粋に序盤は面白かったのに仲間のせいで見るに耐えないものになったり

正直に言ってこの俺は仲間アンチにもう片足を突っ込んでいるレベルだ」


「そんなにも仲間て扱うのが難しいのか?」


「そんなことは無いんだがこの作品に仲間はどう考えても要らないのに

無理やり捩じ込んで結果として世界ごと歪んでいると言う作品があまりにも

多くて特にこの俺が好きな作品の一つに絶対に仲間要素が要らないと

断言できる作品があるんだがその仲間のせいで全部が茶番になって

その作品はゴミ以下になったマジであの仲間は酷すぎるとしか言えない

それに仲間がクソゴミ過ぎて面白かったのにつまらなくなって

打ち切られた作品だったり、仲間が主人公の金魚のフンだったり

仲間が善人ぶるけれど善人とは程遠かったり、仲間がいなくても

別に何にも話が変わらなかったり、仲間がお荷物以下だったり

仲間がいないほうが話がまとまっていたりと本当にゴミすぎるだろ」


「そうなのか」


「そうなんだ、仲間は人を呼び込むが同時に作品を不安定にする

作品が安定することを阻害する、仲間は悪でも善でも無いだが

上手く使うことでそれはとても美味しい主食の一つになるだが

それはスパイスでは無い主食だ、だからそれを理解しなければならない」

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