第6話

自分の精神レベルの限界を超えていたもえみは無意識のうちに洋太に電話していた


『トゥルルルルルル、ピッ、はい、もしもしもてうちです、、、』


もえみの番号が変わっているとは思っていなかった為、知らない携帯番号なので警戒しながら電話に出る洋太


『、、、、、、、、、、、、、、、、、』


泣くのを堪えながら携帯を強く握り締めるもえみ


『、、、あ、あのぅ、誰?、どちら様?、、、』


洋太は以前もえみと再会(携帯を教えた事)した時の事を思い出し


『も、もえみちゃん、もえみちゃんなんだろ?』


洋太の声が大きく大きく聞こえ優しく安心に感じた瞬間もえみは今まで(洋太を諦める)我慢してきた思いを一気に吐き出すかのような大声で泣き叫んだ

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