タイトル[悪であるには一つのものが必要である]

絶望を超越するもの

タイトル[悪であるには一つのものが必要である]

俺たち2人の男はいつものように

学校の空き部屋で昼飯を食いながら話をしていた。 


「悪であるには一つのものが必要である、それは何だと思う?」


「人間が必要である?」


「それは流石に根本的すぎるな、もっと単純なものだよ?」


「善と悪の定義付け?」


「う〜〜〜〜ん違うね?」


「絶対悪と絶対善?」


「何を言っているのかが分からないね?」


「生きていることか?」


「そう言う話ではないね?」


「人の心?」


「全くもって違うね」


「押し付ける者」


「時と場合によるだろそれは?」


「それじゃあ貴方の想定している答えは何なんですか?」


「それは社会のルールに背くことである」


「それは結構簡単の話に見えるね?」


「お前が言ったことに比べれば簡単な話かもしれないが

この話も結構難しい話であると俺は自負しているがな?」

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