我が天使、君の輝き守る為、自ら望んで染める掌。

天使アンジュきみかがやき まもためみずかのぞんで めるてのひら



お嬢は、俺の全てですから。


そう言って穏やかに笑う名探偵は、そっと天使の視線から己の掌を隠すでしょう。


名探偵がただ一途に乞い願うのは……己の天使が笑顔で生きる事。


それだけなのだから。




拙作「名探偵・早杉冥沙は許さない」より。

https://kakuyomu.jp/works/16818093085428934082

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