第43話
放課後─…いつも俺の教室に吏菜が来てくれるのでそのまま一緒に学校を出るのが毎日の流れ
しかし、今日は俺の元へ来ることは無いと分かっていたので靴箱で吏菜のことを待ち伏せる。案の定、俺に声をかけてくることなく素通りしようとしている吏菜のあとを黙って着いて歩く
そんな俺たちの奇妙な下校姿を見て、他の生徒たちは不思議そうな顔をしているが─…
俺にとって周りの目なんてものは重要ではない
そんなことよりも、、
【楓羽の帰る場所は吏菜のお部屋のベッドの上だよ?黙って自分家に帰ったら一生許さない】
なんて恐ろしいメッセージが前方を歩く吏菜から送られてきたので、【わかってる】とすぐに返信して一定の距離感を保って吏菜の後を歩く
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