第34話
『…吏菜っ…?りー…』
弱々しい声で彼女を呼んでみるも…完全に無視。俺なんて居ないもののように扱われている
そして思い出す、昨日のやり取り。
【勝手にベッドから降りたら三日無視する】
冗談ではなく、本気でこれをやろうとしているのだとすれば…俺はこれから三日もの長い間、吏菜に無視されるということになる。
『っり、吏菜…ごめんっ!間違った、もうしない』
なんて謝ったところで、既に彼女の耳に俺の声は届かないみたいで。バタンっと部屋の扉を閉めて出ていってしまった吏菜。
さて、どうすれば俺は許されるのだろうか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます