第7話

(これ、落ちたよ。)







後ろから綺麗な声が聞こえた。





え、落ちた?私に言ってんの?






振り向くとそこには

真っ直ぐと私の目を見る

私の携帯を持った真面目くんが居た。






言っとくが私は不良少女。



見た目も派手、口も悪い。




私に声を掛ける人なんて

落し物を拾ってくれる人なんて居ないと思ってた。






びっくりしたがとりあえず何か言わなきゃ。





(あ、、、。どうも)





愛想の悪い返事しか出来なかった。






お礼も言ったしもういいか。







目の前の階段を上がろうとした時ーーー。

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