第10話
始業式とホームルームが終わり放課後になった
「えれな、今日校舎裏で自主練するけど来るか?」
大地に話し掛けられる
あ、そういえば今日部活休みなんだっけ……
バレー部が両面使うんだよな
私が迷っていると、
「ちょっと遅れて行くよ!」
結菜が私の代わりに答えた
「おう!待ってるからな!」
そう言って大地は先に教室を出て行く
「えれな、ちょっとバレー部見に行こうよ」
なんでバレー部?
翔汰と会わせたいのかな………
そう思って断わろうとしたけど、
"バレー部に好きな人がいる"
最近結菜から打ち明けられたことを思い出した
結菜は可愛くてモテるから何人か彼氏がいたりしたけど自分から好きになるのは珍しい
仕方ない……付き合ってあげるか……
「わかったよ、少しだけね」
「えれな、ありがとう〜」
私は浮かれている結菜と一緒に体育館に向かった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます