1372 やっぱり眞子は眞子だった

 崇秀の上に乗っかって、眞子なりのご奉仕を開始!!


さてさて、どうなる事やら?


***


「じゃあ、始めますね」

「どうぞ」

「えぇっと。こうかな?んしょ、んしょ……んっ……んっ……あっ、んんっ……」


……あれ?……あれれ?


崇秀さんを気持ち良くしてあげようと思って始めたご奉仕なのに、なんか自然と、自分の声の方が出ちゃうぞ。

それに、これ、まだご奉仕を始めたばかりだと言うのにヤバイぐらいに気持ち良い。

崇秀さんの子の裏筋が、私の割れ目にピッタリとくっ付いて、垂れ流しに成ってる愛液がヌラヌラと崇秀さんの裏筋を濡らしていく。


ヌメヌメ感が、なんとも言えない。


それにね。

腰を引いた瞬間には、上手くクリトリスにも当たるから、その瞬間、意識が飛びそうなぐらい気持ち良い。


どうしよう?どうしよう?

もう早くも息が上がって来てるし。

ご奉仕したいと言う私の意思に反して、恥ずかしげも無く腰を振って、自ら快楽を求め始めちゃってる!!


解ってても止められない!!


止まらない!!


こんな筈じゃなかったのに、恥ずかしいよぉ~~~。



「あっ……あっ……あっ……んっんっんっ……ヤダヤダ。なにこれ?止まんないよぉ」

「眞子……そんなに気持ち良いのか?」

「うん、うん。……あのね。あのね。崇秀さんのがね。……私のね。私のね。私のにね、ピッタリくっ付いてね。……崇秀さんのね。……あのね。あのね……腰がね。腰がね。どうやっても止まらないの。……怖いの。怖いよぉ」


更に快楽に負けて息が上がってしまい、言葉が上手く紡ぎだせない。


自分でも何を言ってるのかさえ解らない。


なんで?

なんで、ちゃんとしたいのに……


これじゃあまるで、性をモサボリタイだけのただのビッチなだけな女……淫乱女みたいじゃない。


なんで私は、いつもこうなっちゃうの?

崇秀さんにだけは、そんな女だと思われたくないのに……


そんな心とは裏腹に、体は言う事を聞いてくれない。


そんな惨めな私に対して崇秀さんは……



「そっか。なら、コッチ来い。怖くない様に、俺が抱きしめていてやるから」


下から崇秀さんが……私に向かって両手を差し伸べてくれてる。


あぁ……このまま、その腕の中で抱きしめられたい。

もっと肌と肌を触れ合わせたい。


そんな衝動が、私の中で一気に駆け上がる。



「うん!!うん!!抱っこしてて!!抱っこしてて欲しい!!」


即座に言葉に出てしまう。

そして、それを言った瞬間には、直ぐにでも抱き付こうとしてたんだけど。

本能的に、裸で肌と肌が触れ合った方が気持ち良いと察していたのかして、私はミットモナク腰を振ったまま自身のパジャマの上を脱ぎ。

それと共に崇秀さんの上着のボタンを外し『ガバッ』と、シャツを開く。


するとね。

崇秀さんの鍛え上げられた上半身が見えるのと同時に。

あの私の大好きな、崇秀さんの柑橘系の爽やかな汗の香りが、私の鼻腔を擽る。


はぁはぁ……もぉダメだぁ。

ただでさえ制御出来てない状態なのに、こんな大好物のオンパレード……


どうやっても……もうこんなもの我慢なんて出来無い。


私なんかに出来る筈がない。


そう感じた時には、無意識の内に崇秀さんの腕の下を通し。

腰を振ったままの状態で、両肩を持つ様に、勢いに任せて『ガバッ』と肌を寄せる様に強く抱き付く。


すると崇秀さんは、両手で背中をギュッと抱きしめてくれた。


これだけで、凄い安堵感が、私の中で充満して行く。


『あぁ……なんて幸せな時間なんだろう』

『この人は、私の事を、本当に必要だと思ってくれてる』

『あと、乳首が触れて気持ち良いね♪』

そう思うだけで、心が、今まで以上に騒ぎ始め、私の紅潮してるであろう肌からは大量の汗が滲み始めていた。


凄い汗の量だ。


しかも、その汗と、肌理の細かい私の肌が、崇秀さんの肌に吸盤の様にくっ付き。

その吸着力は、まるで、体1つに成って行く様な錯覚さえ憶える程のものだ。


すると私のアソコからは、今まで以上に大量の愛液が噴出し始める。


それに合わせるかの様に、更に、腰の動きが徐々に早くなっていき。

その激しさから『グチョグチョ』っと、なんとも淫猥な音が、私の耳にまで届き始める始末。


なに1つ制御出来無い……



「あぁ、ダメ!!……ダメ、ダメ、ダメ。……もぉイッちゃうよ!!イッちゃうの!!私、ダメなのに、イッちゃうよぉ……」

「イって、良いんだぞ、眞子。気持ち良ければ、逆らうな」

「嫌だ!!嫌だよぉ!!こんなの恥ずかしいよぉ!!……自分一人だけでイクなんて恥ずかしいよぉ!!崇秀さん。助けて……助けて……嫌だよぉ!!嫌だよぉ!!」

「心配するな。なにも恥ずかしくなんてねぇよ」


『ぎゅ』

……っと、その真意を語る様に。

更に崇秀さんが、腕に力を入れて強く抱き締めてくれた。


私は、それに呼応する様に、崇秀さんの肩に爪が喰い込む程の力で、思いっ切り抱き付く。


こんな無様な私でも、崇秀さんは好きでいてくれますか?



「あっ……あっ……あぁああぁあぁぁああぁ~~~~~、いやあぁぁ~~~~!!」


そんな風に、お互いが強く抱き締め合った安堵感から、私、何かに緊張感が奪われた様に成り。

体の力が全て、頭の上から抜けて行く様な感覚で、大量の愛液をアソコから吐き出しながら……イッた。


もう何も考えられないぐらい……真っ白だ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


【後書き】

最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです♪<(_ _)>


ダメでしたぁ(笑)

ご奉仕するどころか、完全に我欲に負けてしまいましたね。


まぁまぁ、そうは言いましてもね。

一見すれば、この眞子の行為は、ただただ快楽に身をやつしてるだけの淫乱な行為に見えるかもしれませんがね。

冷静に考えれば、大好きな人を相手にしているのに、こうならない方が、寧ろ普通はおかしいんじゃないですかね?


眞子は、本気の本気で崇秀の事が好きだからこそ、自然にこうなっちゃったものだとも思いますしね。


実際の話。

行為中に演技をしたりして、冷静に対処出来てる時点で『本気ではないのではないか?』と私なら思っちゃいそうですしね(笑)


……ってな感じで、眞子のご奉仕計画は、見事なまでに失敗に終わった訳なのですが。

私的には『自ら崇秀を求める』っと言う目的自体は達成出来たと思いますので、これはこれで良かったと思います。


なら後は、崇秀が、この眞子の行為をどう思うか?って言うのが問題になってくると思いますので。


次回は、その辺を書いていこうと思いますので。

良かったら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

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