1365 はわわわわ('ω'*=*'ω')💦
3B-GUILDライブの後、様々な理由で汗の臭いが気になった眞子。
なので崇秀の家に到着後、即座に風呂に入り、その後、崇秀の部屋に行ったのだが……つい、うとうとしてしまい( ˘ω˘)スヤァ
***
……っで、気付いた時には。
崇秀さんの香りに包まれた安眠効果抜群のベットの中で、目を覚ましたんですけどね。
その時点で、時間は5時20分。
いつもの起床時間より少し遅めに目が覚め。
即、昨晩の事を思い出してしまい、深い自己嫌悪に陥る。
やっちゃったよ……
でね。
そんな自己嫌悪状態に成りながらも、まだベットからは出ず。
崇秀さんの匂いを堪能しながら、部屋の中をベットからキョロキョロ見回すと……早くも、崇秀さんの姿が、何所にも無い。
……更に(´・ω・`)しょぼん。
『もぉ仕事の準備に掛かっちゃったのかなぁ』なんて思いながらも、少し悲しくなってしまい。
ベットの中に潜って1人寂しくイジける。
そのまま20分程、掛け布団に抱きついて、ベットの上をコロコロ転がってイジけ続ける羽目に成っていた。
すると……そんな馬鹿な真似を1人でしてたら、開く筈の無い扉が『ガチャ』っと言う音と共に開き。
「んあ?……おぅ、なんだ眞子。もう起きてたのか?ってか、何やってんだオマエ?」
こう言う最悪な展開が待ち受けていたんですよ。
なにが最悪って……
ベットの上で無造作にコロコロ転がってたもんだから、パジャマのボタンが外れて半乳に成りかけてるし、言うまでもなく、髪の毛は見事なまでに乱れ放題のクシャクシャ。
その上、まだ顔も洗ってないから、顔も最悪なコンディション。
これを最悪と言わずして、何を最悪と言いましょうか?
だって彼女として、崇秀さんに一番見られたくない姿だったからね。
そんな訳で私は、頭から掛け布団を被って全身を隠した。
せめて掛け布団の中で、パジャマと、髪型ぐらいは、なんとかしたかったからね。
故に、モソモソと布団の中で、それ等を整えていると。
「ははっ……ホントなにやってんだよ、眞子?」
「あぁ、いや、あのですね。余りにも、崇秀さんには見せられない様な無様な姿なもんだったんで……だから、ちょっとだけ待って下さいね。私に、少しだけ時間を下さい」
「OKOK。そう言う心掛けって良いと思うぞ」
なんて優しい言葉を掛けてくれ。
ベット付近には、一切、近付かずかない処か、わざわざ寒い廊下に出て待ってくれるんですよね。
この心遣い。
私じゃなくても、女の子にとっては、もぉ神の領域だと思えるぐらいの心遣いですね。
だって考えてもみて下さいよ。
これがもし、、何処かの誰かさんだったら、きっと……
『大丈夫ッスよ、大丈夫ッスよ!!奈緒さんは可愛いッスから、どんな状態でも間違いなく可愛いッス』なんてデリカシーの欠片もないセリフをヌケヌケと言って、多分、奈緒ネェの布団を捲り上げ、堂々と中を覗いて来る筈だからね。
まぁ、安心させてあげたいって気持ちは解らなくもないんだけど。
そんな事をされたら良い迷惑なだけで、女子としたらただの地獄ですからね。
その点、ヤッパリ崇秀さんは根本からして違うよね。
女の子が、なにを嫌がるか良く解ってらっしゃるから、そんな真似は一切しない。
いや寧ろ、そうやって嫌がるのが解ってるからこそ、廊下にまで出てくれてる訳ですからね。
まぁこんな風に真琴ちゃんと、崇秀さんを比べる事自体が愚行だし、非常に可哀想な事をしてるだけなんだけどね。
あまりにも比較対象にし易いんで、此処は敢えて比較対象とさせて頂きました。
なので此処に、悪意は微塵もありませんので、あしからず。
……ってな訳でして。
崇秀さんが廊下に出てくれたお陰を持ちまして、部屋の中を自由に動き回れる様に成り。
部屋に有る大きな鏡を見ながら、まずは髪を綺麗に梳きヘアーをセット。
それでその後は、ポットからお湯を拝借して濡れタオルを作り。
顔を綺麗にしてから、パジャマをキチンと整える。
っと、後、下着は……あっ、風呂上りにキッチリとナイトブラしてたから此処は問題なしだね。
流石にノーブラで、崇秀さんの前に立つ訳にもいきませんからね。
……っと言うか、寧ろ、立ちたくないですからね。
そんな感じで、即席ながらも身嗜みの準備完了!!
なのでそこからは、扉を、ちょこっとだけ開け。
少々焦り気味に半分だけ顔を出して……
「あっ、あっ、あの……自分の部屋に入るだけなのに、お待たせしちゃって、ごっ、ごめんね。それと待ってくれてありがとう」
……っと、わざわざ寒い廊下で待ってくれている崇秀さんに、謝罪と感謝の念を伝える。
例え私達が彼氏彼女の関係である恋人とは言え、こう言う事は1つ1つちゃんとしておかないとね。
いや寧ろ、恋人関係だからこそ、こう言う事はちゃんとして置いた方が良いと思う。
すると、そんな私を見て崇秀さんは……
「んあ?あぁ、そんなの気にすんな。女が身支度に時間が掛かるのは常識だ。……つぅか。おはようさんな眞子」
「あっ、あっ、おはよう」
『チュ』て感じで、軽くモーニングキッスです。
それにより朝から、ご機嫌さんな1日の始まりです♪
……の筈だったんだけど。
この時、崇秀さんから、極微量なお酒の味がしたんだよね。
えっ?なんで??
なんでこんな朝早くから、お酒の味なんかするんですか?
それは、おかしくないですか?
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