第26話
「別に友達と遊んでただけ 、」
「なんでアナタはそうなの ?
あたしらの顔に泥ばかり塗って 、」
私は両親が大嫌い 。
父は政治家 。
母は元女優で大企業の社長 。
自分の事しか考えてないプライドの高い両親 。
幼い頃から嫌いだった 。
週に1度しか帰ってこないくせに 、
育児放棄のような環境に私を放置して、
「自分達の顔に泥を塗るな 」という 。
ほんとに自分勝手な人達だ 。
「御飯はとっくに片したわ、
それと 、明日テーブルの上にカード置いとくから
必要なだけ使いなさい 」
いつもそう 。
私に金だけ、カードだけを持たせて 、
親の役割を果たしていると思い込んでいる。
大嫌いだこの家が 。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます