第20話

「また、菊さん……

ほんと大変っすね、蒼さんも 、」


「まぁな、

今寝てるから起こすなよ、機嫌悪りぃぞ」


だれだ、?

菊とか蒼とか、大変だとか… 、?


頭の上を知らない言葉が飛び交っている。


「急な用事なんすよ!

朱魏さん、頼みますよ 、、、」


「あ 、?なんで俺がアイツの犠牲になんなきゃなんねぇんだよ、」


「いや、マジで頼みます!!」


「…チッ 、今回の分はツケとくからな、」


そう言って、二階へ続く階段を登っていく朱魏さん。


「ねぇ、邇斗、帰っていい ?」


「や、待てって ! な?」


「は ?私、この後用事あるんだけど 、」


「すぐ終わるって 、

したら、バイク飛ばして送ってやっから!」


なぜか焦っている邇斗 。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る