第21話
「おい 、 真っ直ぐ歩けよ 、」
言い争いをしていると 、
階段から朱魏さんの声が聞こえた 。
「んだよ 、誰だよこんな真昼間によ、」
思わず、息を呑んだ 。
階段から降りてきたのは 、
今までに見たことないくらいに綺麗な顔立ちをした
男だった 。
「蒼さん!お疲れっす !!」
「あ 、?邇斗か ?何だや用って 、」
いや、でもチャラい、な 、
髪の色 、青だし … なにピアス何個開いてんの!?
「あの人を連れてきましたよ!!」
いきなり、ガッと私を掴み 、
蒼っていう人の前に出した邇斗 。
え…なにコレ … ?
獲物を差し出してる的な ?
「間違いねぇ、のか ?」
ふと、目の前にいる人を見ると 、
私を見て、目を見開いていた 。
その時 、気づいた 。
ー ー 瞳が青い
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます