第40話
きっと、こうゆう高級な場に
慣れている程 、お金持ちなんだ 。
海歟さんが別世界の人のように見える 。
「どうした ?
もう見なくていいのか ?」
「あ、だ、大丈夫です 」
顔が赤くなるのがわかった 。
仮にもお客様だし、
男性なのに ! みっともない所を見せてしまった 。
場を見据えた女将さんが、
料理の説明を始める 。
「こちらが、小松菜の胡麻酢和えでございます。お好みで酢を加えてお召し上がりください」
一通り、説明を受け
女将さんが部屋を出ていく 。
海歟さんは、綺麗に箸を使い、
食事をしている 。
ああ、やっぱり海歟さんは綺麗な方だ 。
教養もあるし、完璧だ 。
「食べないのか ?」
心配そうに私を見る 。
「食べます!!
こんなに豪華な物、目にした事なくて!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます