言わなければ

夜に叫んだ。空に叫んだ。自分に叫んだ。誰かがたぶん自分を蔑んだ。


この世界から愛が無くなれば。愛なしで生きていければ。遠くから見つめるだけで満足できるのなら。もうそれだけでは、物足りない。


部屋の残り香に酔う。頬が赤くなる。私はこの愛に、酔っている。この愛に、溺れている。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

この愛に溺れる 愛美 @hubuki0610

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画