カクコン10について
雨 杜和(あめ とわ)
カクコン10で新エッセイはじめました!
カクコン10の詳細発表後、皆さまのエッセイでコンテストについて読むことが多くなりました。
なんと、もうすぐ一年が過ぎるんですね。
これは、ぐるっとピルエットで三回転するほどの驚きです。
いや、カクコンのことじゃないです。
時間の速さです。
こうやって、人は緩慢だけど、気づくこともなく、あっという間に死に近づいていくんだと、妙に感心した日であります。
さて、今回のカクコンでは、異世界ファンタジーのジャンルを『冒険』と『ライフ』部門に分けましたね。
魔界のジャンルですから、二つ部門にわけた上、プロ作家も出せないにもかかわらず、年々、その応募数は増す一方で、そんなこんなと運営さまのご苦労にもかかわらず、中間さえ突破するのが本当に難しいと思います。
応募される方、頑張ってください!!
アメ、遠くから声援を送ります。
さて、わたしの過去の予定では、カクコン9で作品が書籍化されるはずでって……。いやもうね、毎年、そう思いながら、その大望も叶わず、ついに5回目のカクコン参加になります。
まあ、わたしの作品がまだまだなんでしょうが。
でも、人って夢みるものさ。
最初は大きな目標があって、それが簡単に達成できるなんて思う生き物じゃないですか。
カクヨムに登録して四年。
最初の一年目は、まったく訳もわからず、とりあえず出せばなんとかなるって気持ちでした。
そもそも、当時のわたしの状況は。
カクヨムwebコンテストって何?
それって公募?
くらいの認識だったんです。
で、お祭りだとか、あちこちで読みながら、とりあえず作品を出してみました。その時は、まったくの笑えるほど無知だったので、「異世界ファンタジー」部門で挑戦したんです。
驚いたことに、中間審査を突破できました。
ビギナーズラックというか。第一回目だったからか、とにかく通過しました。
しかし、3回目からは、そんな無謀はやめました。
確か、2回目はミステリーと異世界ファンタジーと2作品で参加。異世界作品は中間さえ残りませんでした。
そうです。
魔界の異世界ファンタジー。初心者が応募するジャンルではありません。
今回は5回目の挑戦ですが、感覚的ですけど、このジャンル、さらに以前より難しくなっている気がします。が、このジャンルで戦える作品を投入して、賞を得ることができれば、他ジャンルよりも得るものは大きそうです。
さて、カクコン挑戦4回目の昨年の作品「『後宮の悪魔』〜時空を遡るシリアルキラーを追う敏腕刑事が側室に堕ちた件〜」で「カクヨムWeb小説コンテスト、ライト文芸部門特別審査員賞」をいただきました。
すごくすっごく嬉しかったです。
しかし、まだまだ書籍化には程遠く。
一歩一歩、牛歩の歩みですけど。
カクコン10も長編で参加予定です。
まだ、書けてないですけど。影も形もない状況ですけど。
ただ、カクコンの作品は、これまでですと、だいたい11月頃に書き始め、8万文字くらいで、公開。その後、2月末までに10万文字で完結するというスケジュールでした。
今回は、少し早く、そろそろ書き始めようと思っております。
本当は、「ときめきの中華・和風恋愛小説コンテスト」の作品を書こうかと思ったんですが、9月30日まで、ミステリー作品「半魂」にかかりきりで、末に校閲も終えたばかり。
時間的余裕がなくて、諦めました。
それで、『後宮の悪魔』を、こそっとエントリーしてあります。(無駄な挑戦でしょうけど、とりあえず)
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さて、これから、カクコン用の作品を書いていく予定です。
ネタ的には。3作ほどありました。
🔵1 一作は、ホラーミステリー作品(「半魂」のその後の物語です)。主人公は十歳の女の子と、その兄。そして、霊体。
🔵2 もう一作は、後宮ラブコメ作品。「ときめきの中華・和風恋愛小説コンテスト」用に考えていた作品です。
🔵3 そして、一番書いてみたいのは、後宮での大人の恋愛というより情事の物語。
とりあえず、3番目の作品に手をつけようと思っております。ジャンルは『ライト文芸部門』の予定です。
どういう物語にするか考えたとき、ちょっとカクコンには合わないかもしれないとは思ったのですが。本当は2番目の作品で挑戦したほうが無難かもしれないのですが。
なんせ、内容は大人の情事です。
しかし、こういう物語を書いてみたいと、心が叫んでおります。
てなわけで、今年もよろしくお願いします。
みなさまの作品も大いに楽しみにしております。カクコン作品は、どの方も力が入っていて、読み応えがありますから。楽しみにしております。
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「『後宮の悪魔』〜時空を遡るシリアルキラーを追う敏腕刑事が側室に堕ちた件〜」
https://kakuyomu.jp/works/16817330653057581096
「半魂 〜鎌倉、八百年の呪〜」
https://kakuyomu.jp/works/16818093077013495166
お読みいただけると嬉しいです。
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