第146話
〜・〜
「はーい!撮るよ!」
昨日同様、はしゃぎまくりのミツナ。
シャッターは、間宮がセットすることになった。
ミツナは自分で押したかったようだ。
しかしカメラから撮影位置に戻るときに走って転ばれては困るので、みんなで必死に止めた。
「はい、押しまーす!」
ピッ、とボタンを押し、間宮が自分の位置に戻る。
「さーん、にーぃ、いーちっ!」
幸せで温かな6月の終わり。
もう二度と訪れない"今"という瞬間を、
その写真に閉じ込めた。
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