そして4日目の朝。

安定に寝むれなかった。

私はベットの上でゴロゴロする。


慎太郎さんはと言うとベットを私に空けてくれて

ソファで寝ている。


窓から射し込む光。

手を上にあげると朝の光が私の手と重なる。

重なった光が私の生きている証である血管を映し出す。


生きてる…


そう思った瞬間、頭がズキリと痛んだ。


怖い。


直感的にそう思った。



『なんでこんなのも出来ないんだ!』


『本当に出来が悪いな!』


『学習能力がないの?』


『こんなの新人でも出来るぞ』


声が蘇る。


ごめんなさい…ごめんなさい。



涙が溢れて、耳を塞いでも聞こえる声が

私を追い詰めていく。


布団に包まって声を押し殺して泣く。

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