「ちょっと痛いって、、!」

「早く歩けよ!!」

「あ!いたいた〜おまたせ〜」


人気のない今は使われていない廃工場跡地。

私をいじめる2人は嫌がる私を引きづり無理やり連れられ来た。


「おせーわ んで、その子?」


「思ってたより数倍可愛い子じゃねーかよ!」


「好きにしていいんだよな」


「もちろーん〜」


え…?

なに好きにしていいってなに?

頭が真っ白になる。身体が動かない。


ドンッッ

後ろから押されドンッと勢い良く倒れた。


「じゃ!後は好きにして〜じゃ〜ねー」


そう言って帰っていく2人。


「…ちょっと」


「なあ、お前名前は?」


見た目の派手な2人。


「名前はって聞いてんだろ」


「立てよ」


「ちょっ痛い」


「さぁさぁ楽しみますか」


その言葉から先は覚えてない。

引き裂かれるような痛みと叫びすぎた喉は潰れて何がなにか分からなくて頭がぐちゃぐちゃで

気づいたら私は1人真っ暗な廃工場で横になっていた。


身体中が痛くて、誰もいないこの場所で1人。


「早く帰らなきゃ…」


痛い体を我慢して体をおこした。

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